こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学受験、特に総合型選抜を考えている皆さん、そして、お子さんの受験をサポートする保護者の皆様、慶應義塾大学は憧れの大学の一つではないでしょうか?
慶應義塾大学といえば、伝統と革新が調和した、日本を代表する私立大学です。
数多くの学部の中でも、理工学部と環境情報学部は、常に高い人気を誇っています。
どちらも魅力的な学部ですが、「総合型選抜で受験するなら、どちらの学部の方が難しいのか?」 これは多くの受験生が抱える疑問です。
そこで今回は、理工学部と環境情報学部の特徴を徹底比較!
さらに、それぞれの学部に合った総合型選抜対策を詳しく解説することで、皆さんの疑問を解消し、受験を成功に導きます。
理工学部と環境情報学部 それぞれの個性を深掘り!
まずは、それぞれの学部の特徴を理解することが重要です。
理工学部
- キャンパス:矢上キャンパス(横浜市港北区)
- 学問分野:自然科学全般(機械工学、電気電子工学、情報工学、応用化学、物理情報工学、管理工学、数理科学)
- 特徴:
- 基礎科学から応用技術まで、幅広い分野を網羅したカリキュラム
- 実験や演習を通して、実践的なスキルを習得
- 最先端の研究に携わることができる研究室への所属
環境情報学部
- キャンパス:湘南藤沢キャンパス(SFC)(神奈川県藤沢市)
- 学問分野:情報科学、環境学、生命科学、政策デザイン、経営、心理学など
- 特徴:
- 文理融合型のカリキュラムで、多様な視点から社会課題を分析
- 情報技術を駆使し、社会にインパクトを与える革新的なアイデアを創出
- グループワークやプレゼンテーションを通して、コミュニケーション能力を育成
一言でいうと、理工学部は科学技術のスペシャリスト、環境情報学部は社会変革を牽引するイノベーターを育成する学部と言えるでしょう。
総合型選抜とは?
総合型選抜とは、大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)の点数だけでなく、高校時代の活動や経験、個性、能力などを総合的に評価する入試制度です。
具体的には、以下の要素が評価対象となります。
- 学業成績:高校での学習成果、特に理系科目の成績は重要です。
- 課外活動:部活動、ボランティア、生徒会活動など、積極的に取り組んだ経験は高く評価されます。
- 資格・検定:英検、TOEIC、数学検定など、取得した資格もアピール材料になります。
- 小論文・面接:論理的思考力、表現力、コミュニケーション能力が試されます。
総合型選抜は、ペーパーテストでは測れない能力や個性を評価できる点が大きな魅力です。
総合型選抜のメリット
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
- 多様な評価基準: 学力試験だけでは評価されない、個性や潜在能力をアピールできます。
- 選考過程: 面接や小論文を通して、大学側と相互理解を深めることができます。
- 合格発表: 一般選抜より早い時期に合格が決まるため、余裕を持って大学生活の準備ができます。
- 自己成長: 選考過程を通して、自己分析や自己PR能力を高めることができます。
理工学部と環境情報学部 総合型選抜突破のための戦略
理工学部
- 数学・理科の基礎学力強化: 理工学部の基礎となる数学・理科は徹底的に学習しましょう。
- 理系科目への探求心: 科学雑誌を読んだり、実験に挑戦するなど、理系への興味・関心を深め、積極的にアピールしましょう。
- 問題解決能力: 数学や物理の問題演習を通して、論理的思考力と問題解決能力を養いましょう。
環境情報学部
- 幅広い分野への関心: 文系・理系にとらわれず、社会問題や情報技術など、幅広い分野に興味を持ち、探求しましょう。
- 情報収集・分析力: 論文やレポート作成を通して、情報収集力と分析力を高めましょう。
- コミュニケーション能力: グループワークやプレゼンテーションを通して、コミュニケーション能力を磨きましょう。
共通対策
面接対策: 想定される質問への回答を準備し、自信を持って話せるように練習しましょう。
自己分析: 自分の強みや弱み、興味や価値観を深く理解し、効果的にアピールできるように準備しましょう。
経験の棚卸し: 高校時代の経験を整理し、自己PRや志望理由書に繋がるようなストーリーを構築しましょう。
最後に
慶應義塾大学の理工学部と環境情報学部、どちらも魅力的な学部であり、総合型選抜で合格を掴むためには、それぞれの学部に適した対策が必要です。
しかし、最も重要なのは、「なぜその学部で学びたいのか?」「将来はどうなりたいのか?」という強い意志と明確な目標を持つことです。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。