こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の2026夏秋AO入試は現在選考プロセスが進んでおり、受験生たちの熱い思いがアドミッションズ・オフィスへと届けられています

そうした現・受験生の姿を見ながら、「自分も来年、慶應SFCのAO入試に挑戦したい!」「でも、高1・高2の今のうちに何を準備しておけばいいのだろう?」と考えている高校生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

SFCのAO入試は、出願直前になって志望理由書を書き始めて合格できるほど甘い試験ではありません。

合格を勝ち取る受験生たちの多くは、1年以上前から自分の「問題意識」を温め、探究活動や実績を重ねてきています。

今回は、来年以降の受験(2027年度入試など)を目指す高校生に向けて、「今、この時期に最も大切にすべきこと」と具体的な早期準備のアクションを徹底解説します!

1. SFC AO入試の本質:「問題発見解決」のストーリーは1日にして成らず

慶應SFCの2つの学部(総合政策学部・環境情報学部)は、既存の学問の枠組みにとらわれず、現実社会の複雑な課題に対して自ら問いを立て、解決策を創造する「問題発見解決型」「創造性開発型」の教育を重視しています。

AO入試(自由応募入試)とは、単なるペーパーテストの点数ではなく、「あなたがこれまでに獲得した学業・学業以外の成果」と「SFCで何を学び、将来どんな未来を拓きたいかという情熱・構想」を多面的・総合的に評価し、大学とのマッチングを図る選考です。

出願時に提出する志望理由書や自由記述、活動報告、任意提出資料は、あなたのこれまでの生き方や探究活動の集大成です。

だからこそ、高1・高2の段階から「自分軸」を持って行動することが、合格への最大の近道となります。

2. 来年受験を目指す高校生が「今大切にすべきこと」3選

では、来年以降の出願に向けて、今この瞬間から意識すべき3つのポイントを整理しておきましょう。

① 自分の「関心・違和感・問題意識」を放置せず探究する

日常生活やニュース、学校の授業、部活動、地域社会の中で、「なぜこうなっているんだろう?」「もっとこうすれば良くなるのに」と感じる違和感や疑問こそが、SFC探究の原石です。

  • 今すぐできること:自分の「好き」「気になる」をノートやデジタルメモに書き出す。関心のある分野の書籍を読んだり、現地に足を運んでインタビューやフィールドワークを行ったりしてみましょう。

② 「活動の証拠(エビデンス)」を意識して残しておく

SFCのAO入試では、任意提出資料として最大10点(PDF、画像、動画等)の活動実績を提出できます。

高校生活で行った探究学習の成果物、コンテストの応募作品、ボランティア活動の写真、自身が作成したWebサイトや調査レポートなどは、後から探しても手遅れになることがあります。

  • 今すぐできること:写真、動画、作成したスライドやPDFファイルをクラウドや外付けHDDに日付付きで整理・保存する習慣をつけましょう。

③ 学校の学業(評定)と英語・多言語の基礎力を高めておく

「AO入試だから学科試験の勉強は不要」というのは大きな誤解です。

  • 評定平均・学業:日々の学校の学業を疎かにせず、確かな基礎学力を身につけておくことは、書類の説得力を高める土台となります。
  • 語学力:英検、TOEFL、IELTSなどの語学検定スコアは任意提出資料や語学力の証明として大きな武器になります。また、ドイツ語やフランス語の学習経験がある方は「多言語能力評価」という制度でのアピールも可能です。早めに受験スケジュールを組み、スコアを取得しておきましょう。

3. SFC早期対策のアクション・ロードマップ

来年の出願に向けて、これからの1年間の流れをイメージしておきましょう。

【高2秋〜冬】:問題意識の種まき・情報収集

・SFCの公式Webサイトやシラバスを閲覧し、気になる教員や研究会(ゼミ)をリサーチする。
・自分の関心領域に関する書籍を月2〜3冊読み、知識のインプットを深める。

【高2冬〜高3春】:実践・探究活動の本格化

・自主的なフィールドワーク、アンケート調査、コンテストへの応募、自主プロジェクトなどを実施する。
・英検やTOEFL等の外部語学試験を受験し、スコアを確定させる。

【高3春(4月〜6月)】:志望理由書・自由記述の構想開始

・SFC募集要項をダウンロードし、出願資格や提出書類のルールを読み込む。
・「なぜSFCなのか」「どんな研究会で何を学びたいのか」のストーリーを言語化し始める。

【高3夏(7月〜8月)】:出願書類の執筆・一次完成・出願

・志望理由(2000字)、自由記述(A4・2枚)、任意資料等の作成と推敲。
・評価者2名への依頼、高校への調査書手配、オンライン申請・郵送完了。

4. 募集要項やSFCの情報を「今から」チェックしよう

まだ出願学年でなくても、SFCが発信している公式情報に触れておくことは非常に有効です

  • 募集要項の事前熟読今年度の募集要項を読むことで、出願資格、必要書類、提出形式(PDFの制限容量、写真の規格など)の全体像が把握できます。
  • SFC公式Webサイト・YouTube等の活用SFCの教授陣がどのような先端研究を行っているかを紹介する動画や講義コンテンツ動画を観ることで、大学での具体的な学びのイメージが膨らみます。

最後に:今動き出す一歩が、未来のあなたを創る

SFCは、1990年の開設以来「未来からの留学生」をキャンパスに迎え入れてきました

「未来からの留学生」とは、過去の延長線上に未来を描くのではなく、「自分自身の手でより良い未来を創り出そう」という強い情熱とビジョンを持った挑戦者のことです。

来年、湘南藤沢キャンパスの緑豊かな豊かな環境で、自らの志を大きく羽ばたかせるために――。

まずは今日、あなたの「気になる課題」について1冊の本を開くこと、あるいは思いをノートに書き出すことから始めてみませんか?


KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部「2026 夏秋 AO 募集要項」
慶應義塾大学「KEIO UNIVERSITY GUIDEBOOK 2027 学問のすゝめ」