こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「慶應義塾大学大学院に進学したいけれど、SFCの政策・メディア研究科とメディアデザイン研究科(KMD)、一体何が違うんだろう?」

もしあなたがそう考えているなら、この記事はまさにあなたのためのものです。総合型選抜専門塾KOSSUN教育ラボの教務担当として、これまで多くの大学院進学希望者の相談に乗ってきた経験をもとに、政策・メディア研究科とメディアデザイン研究科(KMD)の教育理念、研究領域、特徴、そしてどのような方がそれぞれの研究科に向いているのかを徹底的に解説します。

この記事を読むことで、あなたは政策・メディア研究科とメディアデザイン研究科の違いを明確に理解し、ご自身の興味関心や将来の目標に合致する研究科を選ぶための重要な判断材料を得られるでしょう。

現代社会は、テクノロジーの急速な進化、グローバル化の進展、そして複雑化する社会課題に直面しています。このような時代において、既存の学問領域の枠を超え、新しい視点と方法論で課題解決に取り組む人材が強く求められています。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に設置された政策・メディア研究科と慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は、まさにそのような時代が求める人材を育成するために設立されました。両研究科は、それぞれ独自の理念とカリキュラムを持ち、社会の変革を担うリーダー、イノベーターの育成を目指しています。

政策・メディア研究科は、政策科学、環境科学、情報科学を融合し、複雑な現代社会の課題に対して、学際的かつ実践的なアプローチで研究・教育を行うことを目的としています。

政策・メディア研究科は、「複合的な課題に向き合い、常に社会との接点を持ちながら調査研究を遂行し、その成果を人々の暮らす現場へと届ける」ことを使命としています。既存の専門分野にとらわれず、多様な視点を取り入れながら研究を発展させ、新しい社会システムやテクノロジーの創造に貢献できる人材の育成を目指しています。

政策・メディア研究科が育成を目指す人物像は、

政策・メディア研究科は、以下の8つのプログラム専門領域を設置し、学際的な研究・教育を行っています。

これらのプログラムは、社会科学、自然科学、情報科学といった多様な学問領域を横断しており、すべての大学院生はいずれかのプログラム専門領域に所属し研究を進めることになります。

政策・メディア研究科の教育には、講義だけでなく、実践を重要視する P.B.L.(Project Based Learning)があります。PBLでは、学生が主体的に問題を発見し、解決策を提案し、社会実装を目指す実践的な研究活動を行います。多様な専門分野の教員から構成される研究プロジェクトに学生が参加し、実践を通して課題解決能力を養います。

また、国内外の大学・研究機関との連携も積極的に行っており、グローバルな視点と実践力を養うための多様な機会が提供されています。英語を共通語とする国際コースも設置されており、海外からの留学生も多く在籍する国際的な研究環境が特徴です。

メディアデザイン研究科(KMD)は、「メディア・イノベータ」の育成をミッションとし、現実社会の課題に対し、あるべき未来を想像しながら、人と人、人類と我々を取り巻く環境とを新たな形で繋ぎ、未来の社会を切り拓く「メディアデザイン」の実践と研究を行うことを目的としています。

メディアデザイン研究科(KMD)は、イノベーションを自ら生み出し社会に向けて価値を創出する能力を持つ「メディア・イノベータ」の育成を使命としています。メディア・イノベータは、特定の分野や国境の枠を超えてグローバルに活動し、創造社会を先導していくことが期待されています。

KMDが育成を目指す人物像は、

メディアデザイン研究科(KMD)は、特定の専門分野に限定されず、学生一人ひとりの興味関心に基づいた多様な研究テーマを支援しています。

メディアデザイン研究科(KMD)の教育は、チームベースのプロジェクトを核として展開されます。学生は多様なバックグラウンドを持つ仲間とチームを組み、現実社会の課題に対して、REFLAME(問い直し)→MAKE(プロトタイピング)→DEPLOY(実装)→IMPACT(影響評価)というプロセスを繰り返しながら、革新的なソリューションを創り出す実践的な研究活動を行います。

また、多様性を重視しており、国籍、専門性、年齢など、様々な背景を持つ学生が集まることで、刺激的な学習環境が生まれています。国際交流も盛んで、海外の大学院との連携プログラムやイベントも多数実施されています。さらに、シリコンバレーと東京での滞在プログラムを通じて、異なる文化やビジネススタイルを体験し、国際感覚とイノベーションマインドを養う機会も提供されています。

政策・メディア研究科とメディアデザイン研究科(KMD)は、どちらも学際的で実践的な研究・教育を行う大学院ですが、その焦点とアプローチには明確な違いがあります。

政策・メディア研究科とメディアデザイン研究科(KMD)のどちらに進むべきか迷っている方は、以下の点を考慮して、ご自身の興味関心や将来の目標と照らし合わせて考えてみてください。

こんなあなたは政策・メディア研究科向き

こんなあなたはとメディアデザイン研究科(KMD)向き

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜で SFC を目指す皆さんを総合的にサポートしています。

KOSSUN教育ラボで対応している対策の詳細は公式ホームページをお確かめください。

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科とメディアデザイン研究科(KMD)は、それぞれ異なる魅力と特色を持つ研究科です。この記事を通して、それぞれの違いを理解し、ご自身に合った研究科を見つけるための一助となれば幸いです。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。