こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)の門を叩く受験生が、必ず耳にする言葉があります。それが「問題発見・解決」です。

しかし、多くの受験生が「何かすごい解決策(アプリ開発や起業など)を示さなければならない」という「解決」の側面にばかり目を奪われがちです。SFCが真に求めているのは、その手前にある「問いを立てる力」にあります。募集要項の理念に基づき、その本質を解きほぐします。


1. 「解決」よりも「発見」が先に来る理由

SFCの2つの学部、総合政策学部と環境情報学部は、現代社会の複雑な問題に対し、既存の学問の枠組みを超えたアプローチを重視しています

  • 問題発見の重要性: 現実の諸問題は、特定の学問領域にきれいに収まるわけではありません 。
  • 懐疑的な姿勢: 従来の解決方法に対して常に懐疑的であり、物事の本質を突き詰めて「何が真の課題なのか」を見極める能力が求められます 。
  • 独自の視点: 他人が定義した問題ではなく、自分自身の「問題意識」や「テーマ」を出発点にすることが、SFCでの学びの第一歩となります 。

2. 2つの学部による「解決」へのアプローチの違い

「問題発見」した後の「解決」へのアプローチは、学部によってカラーが異なります。

  • 総合政策学部:
    • 政策、法、戦略、経営、ガバナンスといった視点からの解決を志向します 。
    • 未来を切り拓くための有効な政策を導くため、複数の学問分野を「総合」する視点を持ちます 。
  • 環境情報学部:
    • 技術、デザイン、ツール、感性、アートといったアプローチを重視します 。
    • 独自のビジョンとアイデアに基づき、これまでの延長線上にはない新しい時代を創り出す「勇気」が求められます 。

3. AO入試で評価される「問題発見・解決」のプロセス

AO入試は、一面的な能力評価ではなく、あなたのこれまでの「試行錯誤」を総合的に評価する場です 。

  • 結果よりプロセス: 輝かしい実績そのものよりも、中学校卒業後から現在に至るまで、どのように課題と向き合い、どのような「知の再編成」を行ってきたかが問われます 。
  • 生成AIとの付き合い方: 生成AIは補助的ツールとして活用できますが、AIに頼り切るのではなく、自身の経験と掛け合わせて「あなた自身の考え」を醸成させるプロセスが不可欠です 。
  • マッチングの場: AO入試は、大学と受験生が互いに望ましい関係を創り出すための「コミュニケーションの場」です 。

4. ⚠️ 出願にあたっての最終チェック

「問題発見・解決」への情熱を形にするために、募集要項の重要事項を確認しておきましょう。

  • 出願資格の確認: 2026 春 AOでは、2027年4月入学希望者のうち、2026年10月以降に日本の高校日本の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みである者の出願できません(2026年夏秋AO以降を検討してください) 。
  • オンライン申請の締切: 2026年6月3日(水) 15:00までに完了させる必要があります 。
  • 書類の不備: 志願者評価2名分の入力が完了しないと、オンライン申請を完了させることができません 。

SFCが求める「問題発見・解決」とは、単に便利な道具を作ることではありません。それは、流動する社会の中で「どのような未来を創りたいか」という強い志(意志)を持つことそのものです。

あなたの「独自の問い」を、SFCというリソースを使って社会に実装していく。

その覚悟こそが、合格への最短距離となります。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。