こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCにおいて、合格は「ゴール」ではなく、過酷でエキサイティングな研究生活の「スタートライン」に過ぎません。

特に総合型選抜(AO入試)で早くに合格を決めた場合、入学までの数ヶ月間をどう過ごすかで、入学後のスタートダッシュに天と地ほどの差が生まれます。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「SFC合格者が入学までに絶対にやっておくべき3つの準備」について解説します。

慶應SFC(総合政策学部・環境情報学部)は、1年生から「研究会(ゼミ)」に所属し、いきなり最先端のプロジェクトに飛び込める日本でも稀有なキャンパスです。 必修科目が少なく、時間割の自由度が極めて高い反面、「自分から動かない学生には何も与えられない」という厳しい実力主義の世界でもあります。

「入学してから考えよう」では遅いです。春からのSFCライフを圧倒的に充実させるために、今すぐ始めるべき準備を3つ紹介します。

1. SFC必須の「2つの言語」を鍛え直す

SFCでは、コミュニケーションのツールとして「英語」と「プログラミング言語」の双方が重視されます。

  • 英語(読む力・話す力): SFCの研究会では、最新の海外論文を読んだり、留学生とディスカッションしたりする機会が日常茶飯事です。受験英語の「文法」から、論文を素早く読む「リーディング」と、自分の意見を伝える「スピーキング」へ頭を切り替えましょう。TOEFLやIELTSの勉強を始めるのも非常におすすめです。
  • プログラミング言語(作る力): 文系・理系問わず、SFCではテクノロジーを使って問題を解決する姿勢が求められます。「情報基礎」などの授業はありますが、入学前に少しでも触れておくと圧倒的に有利です。まずはPythonなどの基礎や、Webサイトを作るためのHTML/CSSを、オンライン学習サイト(Progateなど)で触ってみてください。

2. 「志望理由書」を「研究計画書」にアップデートする

特に総合型選抜で合格した皆さんに強く言いたいのがこれです。 あなたが提出した志望理由書は、SFCの教授陣に対する「私は入学したらこれをやります!」というマニフェスト(公約)です。

  • 一次情報に触れる: 受験期間中は時間がなくて読めなかった専門書を読み漁りましょう。また、自分のテーマに関連する企業、NPO、行政機関などにアポイントを取り、実際に現場へ足を運んでみてください。「高校生(もうすぐ大学生)なのですが…」と言えば、意外と話を聞かせてくれる大人は多いです。
  • 教授の論文を読む: 入学後に所属したい研究会の教授が書いた論文や著書を、最低でも数本は読み込んでおきましょう。入学直後の履修登録や研究会選考(春学期から入れる研究会もあります)の際、「あなたの論文の〇〇という点に触発され、私はこうアプローチしたい」と語れる状態にしておくことが最強の武器になります。

3. 「データサイエンス」と「論文の作法」の基礎を知る

SFCは「問題発見・解決」のキャンパスですが、その解決策は「なんとなくの思いつき」ではなく、「客観的なデータ(エビデンス)」に基づく必要があります。

  • データ・統計に強くなる: 「データサイエンス」の基礎知識は、今後どの分野に進むにしても必須の教養です。高度な数式が解けなくても、「平均と中央値の違い」「相関関係と因果関係の違い」など、データを正しく読み解くための基礎的な統計学の本を1冊読んでおきましょう。
  • 「アカデミック・ライティング」に触れる: 大学のレポートや論文は、高校までの「感想文」とは全く異なります。問いの立て方、先行研究の引用の仕方、論理的な構成など、「論文の書き方」に関する入門書を読んでおくと、1年生の春学期からレポート課題で無双できます。

合格から入学までの数ヶ月は、人生の中で最も「しがらみがなく、自分のためだけに時間を使える」黄金の期間です。 燃え尽き症候群になって遊ぶのも少しは良いですが、SFCという「未来からの留学生」が集まるキャンパスで最高のスタートを切るために、今日からできる準備を始めましょう。

入学式の日に、「よし、今日からすぐに研究を始められるぞ」とワクワクしている自分を想像してみてください。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。