こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應SFCのAO入試は、オンライン申請が主流ですが、最後に大きなハードルが待っています。それが、郵送書類である「入学志願票」への自筆記入です。

「字が下手だから評価が下がるかも……」「書き損じたらどうしよう」と不安に思う受験生は多いはず。しかし、安心してください。SFCが求めているのは「書道家のような美しい字」ではありません。今回は、自筆が苦手な人でも合格に近づくための「入学志願票作成の極意」を伝授します。


1. なぜ「自筆」が求められるのか?

印刷した入学志願票には、指定された文章の書き写し、記入年月日、本人氏名の3項目を自筆で記入する欄があります。

デジタル全盛の時代に、あえて自筆を求めるのには理由があります。 それは、「本人確認」と「誠実さ」の確認です。 SFCのAO入試は、アドミッションポリシーを理解し、自らの責任のもとで十分に考え、入学を強く志す人を求めています。一字一字に込められた「丁寧さ」から、あなたの志望度の本気度が透けて見えるのです。


2. 「字が下手」と「雑」は違う

結論から言えば、字の良し悪しで合否が決まることはありません。 しかし、「雑に書かれた字」はマイナスな印象を与えかねません。

差別化のポイントは「丁寧な筆致」

  • トメ・ハネ・ハライを意識する: どんなに形が歪んでいても、角をしっかり曲がり、最後を丁寧に止めるだけで「誠実な印象」に変わります。
  • 枠に対して適切な大きさで: 小さすぎる字は自信がなさそうに見え、枠からはみ出す字は計画性がないように見えます。枠の8割程度を埋めるサイズを意識しましょう。
  • 濃く、はっきりと: 筆記用具の指定は特にありませんが、黒のボールペンや万年筆など、消えない筆記用具を使いましょう。細すぎるペンよりも、0.5mm程度のしっかりした太さがある方が力強い印象を与えます。

3. 失敗しないための「練習と本番」のステップ

入学志願票はオンライン申請と検定料支払いが完了して初めて印刷できるようになります。失敗は許されない、一発勝負の緊張感があります。

STEP 1:コピーで練習する

入学志願票は2枚あります。まずは2枚ともコピーを取り、鉛筆で下書きの練習をしましょう。文章の書き写しで、どこで改行すればバランスが良いか、漢字の大きさをどう揃えるかをシミュレーションします。

STEP 2:環境を整える

机の上を片付け、下敷きを用意しましょう。姿勢を正し、呼吸を整えてから書き始めます。 「自らの学びを深めるためのひとつの補助的ツール」として生成AIを利用することは可能ですが、この自筆欄だけは、あなたの肉体を通した「熱量」が直接伝わる場所です。

STEP 3:もし間違えてしまったら

出願内容に不備があるものは受理されません。修正テープや二重線での訂正は極力避けたいものです。万が一、大きく書き損じた場合は、再度オンラインシステムからダウンロードして印刷し、最初から書き直す覚悟を持ちましょう。

「字が下手だ」というコンプレックスは、「時間をかけて丁寧に書く」ことで、むしろ「粘り強く、誠実な人柄」という強力な武器に変換できます。

SFCは、豊かな発想と広い視野から問題を捉える人を待っています。あなたの手で書かれた言葉には、「あなたという人間」の輪郭が宿ります。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。