
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「文章を書くのが苦手」「2000字なんて埋められない」「ついAIに頼りたくなってしまう……」 そんな不安を抱えていませんか?
実は、SFCのAO入試において大切なのは「流麗な文章」ではありません。「あなた自身の思考の痕跡」です。募集要項にもある通り、生成AIに頼り切った文章は「受験生独自の成果物」とはみなされません。
今回は、文章表現で違いを生むコツと、自力で書く力を鍛える具体的なステップを伝授します。
1. 文章表現で「違い」を生む3つのコツ
上手な文章を書こうとする必要はありません。以下の3点を意識するだけで、読み手(教授陣)への伝わり方が劇的に変わります。
① 「抽象」と「具体」の往復運動
「社会を良くしたい」「DXを推進したい」といった抽象的な言葉だけで終わらせていませんか? SFCは「問題発見解決型」を重視します。
- 抽象: 「私は日本の地域格差を是正したい。」
- 具体: 「私の故郷である〇〇県△△市では、2025年にバス路線が3割削減され、高齢者の通院が困難になっている。」 このように、具体的なエピソードを差し込むことで、文章に血が通い、説得力が生まれます。
② 主語を「私」にする
「一般的に〜と言われている」「〜すべきだ」といった客観的な正論(評論家のような文章)は、SFCでは評価されません。常に「私はどう感じたか」「私はどう解決したいか」という一人称の視点を貫きましょう。
③ 語彙力アップは「言い換え」から
「すごい」「面白い」といった単語を卒業しましょう。本を読むことも大切ですが、最短ルートは類語辞典を活用することです。 例えば「面白い」を、「知的好奇心を刺激される」「学際的な視点に富む」「独創性に溢れる」と言い換えるだけで、知的な印象を与えることができます。
2. 「AIに頼る自分」を卒業し、自力を鍛える練習法
AIは構成案を作るのには便利ですが、あなたの「魂」までは宿せません。以下のステップで「書く筋肉」を鍛えましょう。
STEP 1:本を読む(インプットの質を変える)
「本を読んだ方がいい?」という質問への答えは、YESです。 ただし、小説ではなく、志望する分野の学術書やSFCの教授が書いた著作を読みましょう。その分野で使われている「専門用語」や「論理の組み立て方」を写し取るのが、最も効率的な文章上達法です。
STEP 2:毎日300字、自分の考えを言語化する
いきなり2000字は書けません。 SNSでも日記でも構いません。「今日起きた出来事」に対して「自分はどう感じたか、なぜそう感じたか」を論理的に書く習慣をつけましょう。
STEP 3:AIを「壁打ち相手」として使う
生成AIは、あなたの学びを深める「補助的ツール」です。 「代わりに書いて」ではなく、「自分の書いた文章の矛盾点を指摘して」「この主張を補強する先行研究を教えて」といった、対話の相手として活用してください。そこから自分の頭で考え、醸成された考えこそが、あなた自身の考えとなるのです。
3. 「書くのが苦手」なあなたへ
SFCのAO入試は、入学志願者と大学が互いに望ましい「マッチング」を創り出すための出会いの場です。
教授たちは、プロのライターのような完璧な文章を読みたいわけではありません。拙くても、「自らの手で未来を拓きたい」という情熱と、自らの責任のもとで十分に考え抜かれた言葉に出会いたいと考えています。
書けない時間は、思考が深まっている時間でもあります。 自分の中に溜まった熱い想いを、少しずつ言葉に変換していきましょう。その一歩一歩が、合格へと続いています。
最後に
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


