こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学への入学を希望する皆さんの中には、「編入試験で入学することはできるのだろうか?」という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
毎年多くの受験生・保護者の方から、大学編入に関する質問をいただきます。
結論から言うと、慶應義塾大学には編入試験制度があります。
しかし、学外からの編入に関しては、一部学部に限られています。
この記事では、慶應義塾大学の編入試験制度について、詳しく解説していきます。
慶應義塾大学の編入試験制度
慶應義塾大学には、大きく分けて2つの編入試験制度があります。
- 第2学年学士編入学試験
- 学部間転部(編入)
1. 第2学年学士編入学試験
こちらは、他大学を卒業した方や卒業見込みの方を対象とした編入試験です。
原則として、学士の学位を取得していることが出願要件となります。
2025年度入試において、学士編入学試験を実施するのは看護医療学部のみとなっています。
試験内容は、小論文(英文資料を含む)と面接です。
大学学部卒業者としての教養・知識・見識などを総合的に評価し、看護医療に関する学習意欲と適性を持つ人材を選抜します。
合格者は、看護医療学部の2年次に編入し、3年以上在籍することで卒業が可能です。
募集要項は、例年8月頃に看護医療学部のウェブサイトで公開されます。
2. 学部間転部(編入)
こちらは、慶應義塾大学に在籍中の学生が、他の学部に転部するための制度です。
例えば、経済学部から法学部へ、あるいは文学部から理工学部へ、といった転部が可能です。
ただし、医学部と看護医療学部への転部はできません。
また、総合政策学部・環境情報学部への転部は、在学中1回限りとなります。
選考方法は学部によって異なりますが、主に書類審査と面接が行われます。
編入試験のメリット
- 学びたい分野を深く学べる: 興味のある分野や将来のキャリアプランに合わせて、学部・学科を選択することができます。
- 新たな環境でチャレンジできる: 異なる学部・学科の学生と交流することで、新たな刺激を受け、視野を広げることができます。
- 時間を有効活用できる: 大学を卒業した後、改めて入学するよりも、編入試験を利用することで、時間を有効活用することができます。
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最後に
慶應義塾大学への編入を希望する方は、第2学年学士編入学試験または学部間転部のいずれかを利用することになります。
それぞれの制度で出願資格や選考方法が異なるため、
事前に慶應義塾大学から発表されている最新の情報をしっかりと確認しておきましょう。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。