こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学受験、そして総合型選抜という新しい入試制度に、期待と不安を抱いている皆さん、そして、お子さんの受験を支える保護者の皆様へ。
慶應義塾大学は、長い歴史と伝統を誇る、誰もが憧れる名門私立大学です。
その中でも、総合政策学部と法学部は、それぞれ独自の特色で多くの学生を惹きつけています。
どちらも魅力的な学部ですが、「総合型選抜で受験するなら、どちらの学部の方が難しいんだろう…?」 これは、多くの受験生が抱える疑問でしょう。
そこで今回は、総合政策学部と法学部の違いを分かりやすく解説! さらに、それぞれの学部に最適化された総合型選抜対策を具体的に提示することで、皆さんの疑問を解消し、受験を成功へと導きます。
総合政策学部と法学部 それぞれの魅力を徹底解剖!
まずは、それぞれの学部の特徴を深く理解することが、合格への第一歩です。
総合政策学部
- キャンパス:湘南藤沢キャンパス(SFC)(神奈川県藤沢市)
- 学問分野:政策科学、経済学、法律学、社会学、情報科学など
- 特徴:
- 文理融合型のカリキュラムで、複雑化する社会課題を多角的に分析
- 政策立案、問題解決能力、コミュニケーション能力を育成
- グローバルな視点で活躍できる人材を育成
法学部
- キャンパス:三田キャンパス(東京都港区)
- 学問分野:法律学
- 特徴:
- 法律学の基礎知識を深く学習し、法的思考力、分析能力を養う
- 法曹界、官公庁、企業法務など、幅広い分野で活躍できる人材を育成
- 伝統と実績のある学部で、充実したカリキュラムと教授陣
簡単に言うと、総合政策学部は社会全体を俯瞰的に捉え、政策を通して社会に貢献したいという人に向いています。一方、法学部は法律のプロフェッショナルとして、社会正義を実現したいという人に向いています。
総合型選抜とは? その魅力に迫る!
総合型選抜とは、大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)の点数だけでなく、高校時代の活動や経験、個性、能力などを総合的に評価する入試制度です。
具体的には、以下の要素が評価対象となります。
- 学業成績:高校での学習成果、特に社会科目の成績は重要となります。
- 課外活動:ボランティア、生徒会活動、ディベート大会、模擬国連、論文コンテストなど、社会貢献やリーダーシップを発揮した経験は高く評価されます。
- 資格・検定:英検、TOEIC、漢検など、取得した資格もアピール材料になります。
- 小論文・面接:社会問題や法律問題に対する関心、論理的思考力、表現力、コミュニケーション能力が試されます。
- その他: あなたの個性や能力をアピールできるものがあれば、積極的に提出しましょう。例えば、論文、研究レポート、ボランティア活動報告書などです。
総合型選抜の魅力は、ペーパーテストだけでは測れない能力や個性を評価できる点にあります。
総合型選抜のメリットを最大限に活かそう!
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
- 多様な評価基準: 学力試験だけでは評価されない、個性や潜在能力をアピールできます。
- 選考過程: 面接や小論文を通して、大学側と相互理解を深め、自身の成長を促すことができます。
- 合格発表: 一般選抜より早い時期に合格が決まるため、余裕を持って大学生活の準備ができます。
- 自己成長: 選考過程を通して、自己分析や自己PR能力を高め、将来に役立つスキルを身につけることができます。
総合政策学部と法学部 総合型選抜突破のための戦略
総合政策学部
- 社会問題への関心: 社会問題に関心を持ち、新聞やニュースなどで情報収集を行い、自分の意見を形成しましょう。
- 論理的思考力・表現力: 論文やレポート作成を通して、論理的思考力、表現力を磨きましょう。
- 多様な能力: コミュニケーション能力、問題解決能力、プレゼンテーション能力など、多様な能力を養いましょう。
法学部
- 法律への興味関心: 法律に興味関心を持ち、法律に関する書籍や論文を読んだり、模擬裁判に参加したりするなど、積極的に学びを深めましょう。
- 論理的思考力: 法律問題は論理的思考力が求められます。問題集や過去問を解くなどして、論理的思考力を鍛えましょう。
- 読解力・表現力: 法律文章は難解なものが多く、読解力が必要です。また、自分の意見を論理的に表現する力も重要です。小論文やレポート作成を通して、これらの能力を高めましょう。
共通対策
- 自己分析: 自分の強みや弱み、興味や価値観などを深く理解し、効果的にアピールできるように準備しましょう。
- 経験の棚卸し: 高校時代の経験を整理し、自己PRや志望理由書に繋がるようなストーリーを構築しましょう。
- 面接対策: 想定される質問への回答を準備し、自信を持って話せるように練習しましょう。
- 情報収集: 大学のホームページやオープンキャンパスで、学部や入試に関する情報を収集しましょう。
最後に
慶應義塾大学の総合政策学部と法学部、どちらも魅力的な学部であり、総合型選抜で合格を掴むためには、それぞれの学部に適した対策が必要です。
しかし、最も重要なのは、「なぜその学部で学びたいのか?」「将来はどうなりたいのか?」という強い意志と明確な目標を持つことです。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。