こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学入試において、近年注目を集めているのが「総合型選抜」です。 従来のペーパーテスト中心の選抜方法とは異なり、生徒一人ひとりの個性や能力を多角的に評価する総合型選抜は、オリンピック出場を目指すアスリートにとっても大きなチャンスとなります。
総合型選抜は、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致した人材を選抜するための入試制度です。
学力試験だけでは測れない、受験生の個性や潜在能力を多角的に評価します。
具体的には、高校時代の成績、小論文、面接、プレゼンテーション、課外活動の実績など、様々な要素を総合的に判断し、合否が決まります。
大学や学部・学科によって、重視する要素や選考方法は異なりますが、多くの大学で「主体性」「多様性」「将来展望」を持った学生を求めています。
SFCでは、文武両道を体現する、オリンピックで活躍する選手も輩出しています。今回は、夏季・冬季五輪合わせて5人のオリンピアンをご紹介します。
総合型選抜とは?
総合型選抜とは、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致する人材を選抜するための入試制度です。
学力試験の点数だけでなく、皆さんの個性や能力、将来の目標などを総合的に評価します。
具体的には、以下の要素を評価の対象とします。
- 学力:高校の成績や共通テストの点数など
- 意欲・熱意:志望理由書、面接などでアピール
- 個性・能力:課外活動、ボランティア活動、資格・検定など
- 思考力・判断力・表現力:小論文、面接などで評価
総合型選抜は、大学によって選考方法や重視するポイントが異なります。
そのため、志望大学のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解し、自分に合った対策を立てることが重要です。
総合型選抜のメリット
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
1.自分の個性や強みをアピールできる
一般選抜では、主に学力試験の点数で合否が決まります。しかし、総合型選抜では、学力だけでなく、個性や強み、将来の目標などをアピールすることができます。
2.早い時期に合格が決まる
総合型選抜は、一般選抜よりも早い時期に選考が行われるため、合格が決まれば、精神的な余裕を持って残りの高校生活を送ることができます。
3.大学との相性が確認できる
選考過程では、面接や大学見学などを通して、大学について深く知ることができます。
慶應義塾大学SFCとは?
慶應義塾大学SFCは、1990年に開設された、総合政策学部と環境情報学部の2学部からなるキャンパスです。
「問題解決能力を持つ人材の育成」を教育理念に掲げ、従来の学問分野にとらわれない、自由で革新的な学びを提供しています。
SFCでは、入学当初から少人数制のセミナー形式の授業が行われ、学生一人ひとりが主体的に学ぶことができます。
また、プロジェクト学習やインターンシップなど、実践的な学びの機会も豊富に用意されています。
SFCは、総合型選抜の先駆けとして知られており、AO入試を日本で初めて導入した大学でもあります。
学生の個性や多様性を重視するSFCの教育方針は、総合型選抜と非常に相性が良いと言えるでしょう。
慶應SFC出身のオリンピック選手5選
1.原 わか花 7人制ラグビー女子
・慶應義塾大学総合政策学部卒業
・2024年パリオリンピック
2.樺沢 和佳奈 陸上 女子5000m
・慶應義塾大学総合政策学部卒業
・2024年パリオリンピック
3.髙桑 早生 陸上 走幅跳 T64
・慶應義塾大学総合政策学部卒業
・2024年パリパラリンピック
4.武藤 弘樹 アーチェリー
・慶應義塾大学環境情報学部卒業
・2020東京オリンピック
5.籾木 結花 サッカー女子
・慶應義塾大学総合政策学部卒業
・2020東京オリンピック
まとめ
慶應SFCは、総合型選抜で入学する学生が多数を占めています。SFCの入試では、学力試験だけでなく、小論文、面接、プレゼンテーションなどを通して、受験生の個性や潜在能力を多角的に評価します。
SFCを目指すには、高校時代から積極的に学び、自分の興味関心を深めることが大切です。また、競技を通して培ってきた能力や経験を、しっかりとアピールできるように準備しておきましょう。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。