
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)において、メディアアートは単なる芸術活動ではありません。それはコンピュータサイエンス、身体知、デザイン、そして社会学が交差する「知の最前線」です。
「新しい表現を創造したい」「テクノロジーを使って人の心を動かしたい」と願う受験生に向けて、SFCならではのメディアアートの学びと、AO入試でのアピール方法を解説します。
1. SFCが定義する「メディアアート」とは?
一般的にメディアアートといえば、プロジェクションマッピングやインタラクティブなインスタレーションが思い浮かぶかもしれません。しかし、SFCではさらに踏み込み、「メディア(媒体)そのものを再発明する」姿勢を重視します。
- 表現の拡張: VR/AR、AI、バイオテクノロジー、データサイエンスなどを駆使し、人間の知覚や身体能力を拡張する新しい表現を追求します。
- 社会との接続: 「美しさ」だけでなく、その作品が社会に対してどのような問いを投げかけるのか、人々の行動をどう変えるのかという問題発見・解決の視点が欠かせません。
2. メディアアートを深掘りする「研究会(ゼミ)」の多様性
SFCには、表現の方向性に合わせて選べる多種多様な研究会が存在します。
- デジタル・ミュージック/サウンドアート: 独自の楽器制作やアルゴリズム作曲を通じて、聴覚体験を再定義する。
- インタラクションデザイン: 人とモノ、人とコンピュータの「関わり方」そのものをアートとして設計する。
- 映像表現・3DCG: 実写とCGを融合させた新しいナラティブ(物語)や、没入型映像体験を構築する。
- ファブリケーション(3Dプリント・テキスタイル): プログラムされたコードを、3Dプリンターや織機などを用いて物理的な形に落とし込む「計算するモノづくり」。
- バイオアート: 生命科学の知見を用い、DNAやバクテリアをメディアとして扱う最先端の表現。
3. AO入試で「メディアアート」をテーマにする際のポイント
SFCのAO入試(2026 春 AOなど)において、作品の実績がある受験生は強いですが、それだけでは不十分です。
- 「プロセス」と「ログ」を見せる: 完成した作品の凄さだけでなく、試行錯誤のプロセス(スケッチ、プロトタイプの失敗、コードの変遷)を自由記述資料に盛り込みましょう。SFCは「試行錯誤(サイヤンス)」を高く評価します。
- 独自の「問い」を言語化する: 「なぜその表現が必要なのか?」「既存のメディアでは何が足りないのか?」という鋭い問題発見を、志望理由書の核に据えてください。
- SFCの「設備」と「人」との掛け合わせ: 「Fabスペースの〇〇を使いたい」「〇〇教授の△△という概念に影響を受けた」など、SFCという環境を使い倒す計画を具体的に示しましょう。
最後に
SFCは、既存の芸術の枠組みを壊し、新しい価値を創造しようとする「異能」を待っています。あなたの感性とテクノロジーを掛け合わせ、誰も見たことのない世界をSFCで形にしてみませんか?
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


