こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)において、「医療」は医学部だけの専売特許ではありません。SFCでは、テクノロジー、デザイン、そして社会の仕組み(政策)を掛け合わせ、既存の病院の枠を超えた新しいヘルスケアの形を創造しています。

「医師ではない立場から医療に貢献したい」「最新技術で健康な社会を作りたい」と願う受験生に向けて、SFCならではの医療・ライフサイエンスの学びを解説します。


1. SFCが提唱する「未来の医療」の形

SFCでは、病気になってから治す「対症療法」だけでなく、テクノロジーを駆使して「未病」を防ぎ、生活の質(QOL)を向上させるアプローチを重視します。

  • デジタルヘルス(Health Tech): ウェアラブルデバイスやAIを活用し、日常のバイタルデータを解析。個別の体質に合わせた「パーソナライズド・ヘルスケア」を実現します。
  • 医療政策とガバナンス: 超高齢社会における社会保障制度の設計や、地域包括ケアシステムの構築など、持続可能な医療体制を「仕組み」からデザインします。
  • 患者視点のデザイン: 医療機器の使いやすさや、患者と医師のコミュニケーション、さらには病院の空間設計まで、人の「心理と行動」に基づいた医療を追求します。

2. 医療・生命科学を深掘りする「研究会(ゼミ)」の多様性

SFCには、文理の枠を超えて医療を多角的に研究できる環境が整っています。

  • 先端生命科学(バイオ): 山形県鶴岡市のTTCK(先端生命科学研究所)を拠点に、メタボローム解析などの最先端技術を用いて、癌の早期発見や創薬を目指します。
  • ヘルスコミュニケーション: 医療情報の伝わり方を研究し、正しい知識を普及させるためのメディアや対話の形を設計します。
  • バイオインフォマティクス: 情報科学(IT)を駆使して、膨大な遺伝子情報を解析。データから生命の謎を解き明かし、次世代の治療法を模索します。
  • 精神保健・心理学: 現代人のメンタルヘルス課題に対し、ICTを用いたカウンセリング支援や、レジリエンス(精神的回復力)を高める環境作りを研究します。

3. AO入試で「医療」をテーマにする際のポイント

SFCのAO入試(2026 春 AOなど)において、医療・ヘルスケアに関心を持つ受験生は多いですが、以下の視点で差別化を図りましょう。

  1. 「医学部」との違いを明確に: 「医師になりたい」という動機ではなく、SFCの強みである「テクノロジー」や「政策」という手段を使って、医療のどんな課題を解決したいのかを語りましょう。
  2. 独自の「問い」を立てる(問題発見): 「癌を治したい」という大きな目標を、「高齢者が治療方針の決定に納得して参加できる仕組みを作るには?」といった、具体的でシャープな問いに落とし込みます。
  3. 試行錯誤のプロセス(サイヤンス): 「アプリを作ってみた」「ボランティアで現場の課題を聞いた」など、実際にアクションを起こし、そこで得た知見や失敗をエビデンスとして提示しましょう。

4. ⚠️ 必ず公式情報を確認してください

この記事は、SFCのアドミッション・ポリシーおよび「2026年大学院パンフレット」等の公式資料を参考に作成されています。

具体的な出願資格や選考スケジュールについては、「2026 春 AO 募集要項」などの最新資料を必ず確認してください。特に医療系は倫理的な配慮が求められるため、自身の研究テーマがSFCの掲げる倫理基準に合致しているかも意識することが重要です。

SFCにおいて、医療はすべての学問と繋がっています。あなたのプログラミングスキルやデザインセンス、あるいは社会に対する鋭い洞察力は、誰かの命を救うための強力な武器になります。SFCで、未来のヘルスケアを一緒に描きませんか?


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。