
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学の卒業生ネットワークといえば、「三田会(みたかい)」と呼ばれる強固な同窓会組織が有名です。SFC(湘南藤沢キャンパス)は、1990年開設と比較的新しいキャンパスですが、この伝統的な塾員(卒業生)ネットワークの中で、独自の役割と影響力を持っています。
今回は、SFCと三田会の関係、そしてこの強固なネットワークが学生の将来にもたらすメリットについて解説します。
1. 三田会とは:義塾社中協力の象徴
三田会は、慶應義塾大学の卒業生によって構成される同窓会組織であり、その活動は「社中協力(しゃちゅうきょうりょく)」という義塾の基本精神を体現しています。
- 社中協力: 慶應義塾では、塾生(学生)、教職員、塾員(卒業生)など、すべての義塾関係者を総称して「義塾社中」と呼びます。社中協力とは、その維持発展のためにすべての関係者が一致協力するという考え方です。
- ネットワークの強さ: 三田会は世界各地および各界に設立されており、その結束力の強さは慶應義塾の誇るべき伝統の一つです。
2. SFCが三田会ネットワークにもたらす「革新」
SFCは、この歴史ある三田会ネットワークにおいて、新しい風を吹き込む役割を果たしています。
- 多様な専門性: SFCの卒業生は、IT、コンサルティング、メディア、スタートアップなど、従来の伝統的な産業に留まらない分野で活躍しています。SFC出身の塾員は、三田会全体に学際的で未来志向の視点をもたらしています。
- 新しい交流の形: SFCが重視する「創造性」や「問題解決」の精神は、三田会においても、単なる親睦だけでなく、共同事業の創出やイノベーションに繋がる活動を促しています。
3. 学生が三田会ネットワークから得るメリット
SFCの学生は、在学中はもちろん、卒業後も生涯を通じて、この三田会ネットワークから大きな恩恵を受けます。
- キャリアの機会: 塾員は様々な立場で社会を先導しており、そのネットワークは非常に強固で世界中に広がっています。学生は、この塾員のネットワークから、多くのチャンスや出会いに恵まれます。特に、キャリアに関する支援(OB訪問、インターンシップ情報など)は、卒業生が主体となって行われることも少なくありません。
- 人間力の涵養: 三田会が尊んできた、胸襟を開いて話せる寛容さや、年齢の上下の隔てなく闊達に交際する気風は、SFCの学生が豊かな人間関係を築き、社会の先導者としての素養を身につける上で重要な環境となります。
最後に
慶應SFCと三田会の関係は、伝統と革新の融合です。三田会はSFCの学生にとって、卒業後も永続的に続く「未来への資産」であり、キャリア形成、精神的なサポート、そして社会貢献の基盤となります。
KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破し、この特別なフィールドで未来を創造できるよう、徹底的なサポートを提供します。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


