
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCのAO入試(総合型選抜)の中でも、「冬AO(Winter AO (Admissions for the GIGA Program))」は、他のAO入試とは一線を画す、非常にユニークでグローバルな選考ルートです。
この入試は、英語のみで受験が完結し、SFCが提供する国際的なプログラム「GIGA(Global Information and Governance Academic Program)」への入学を目的としています。今回は、この冬AOの概要と、SFCが求めるグローバル人材の資質について解説します。
1. 冬AO(GIGA)の特別な位置づけと目的
冬AOは、SFCが日本の大学としてグローバルな学生を受け入れるための重要な窓口です。
- GIGAプログラムへの入学: この入試は、特定のプログラム「GIGA Program」への入学を対象としています。GIGAプログラムでは、英語による授業のみで学部卒業が可能です。
- 入試言語の特化: 冬AOの出願言語は英語のみであり、日本語での出願は用意されていません。これは、海外在住の日本人学生や、国際的な教育背景を持つ学生が挑戦しやすいように設計されています。
- 選考方法の違い: 冬AO(GIGA)は、夏秋AOや春AOとは出願資格と選考方法が異なります。特に、日本に来日することなく受験が可能である点が大きな特徴です。
2. 冬AO(GIGA)の対象と入学時期
冬AOは、主に9月入学を目指す学生を対象としていますが、一部の年では4月入学の選考も行われることがあります。
| 入試期 | 対象入学時期 | 選考時期(参考) | 入試言語 |
| 2025 冬 AO | 2026年9月入学、一部2027年4月入学など | 冬(例年11月~1月頃) | 英語のみ |
※正確なスケジュールは、SFCのWebサイトで公開される募集要項をご確認ください。
3. 合格を掴むための戦略:GIGAで何をしたいか
冬AO(GIGA)で合格を掴むには、単に高い英語力だけでなく、SFCの学際的な理念とGIGAプログラムの国際性を融合させた「志」が必要です。
戦略①:学際的なテーマを英語で論じる力
提出書類では、IT、環境、政策、デザインといったSFCの学際的なテーマについて、英語で論理的かつ創造的に論述する能力が求められます。
戦略②:国際的な活動実績の証明
海外の教育制度での成績、国際的なコンテストの受賞歴、または多文化環境でのリーダーシップ経験など、グローバルな環境で培った実行力と個性の証明が不可欠です。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

