こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCの自由で多様な学びに魅力を感じている一方で、「進級や卒業は厳しいのでは?」と不安に感じている方もいるかもしれません。SFCには、他の大学と同様に、進級や卒業のための厳格な条件が設けられており、その条件を満たせないと「原級」となる可能性があります。

今回は、SFCの「原級」をテーマに、進級・卒業条件の詳細と、皆さんの貴重な学生生活を無駄にしないための戦略について徹底的に解説していきます。

この記事が、SFCでの学びを最大限に活かし、確実に卒業するための道筋を立てる一助となることを心より願っております。


SFCのカリキュラムは、学生が主体的に学びをデザインできるように作られていますが、進級・卒業には、各学年で定められた単位数と必修科目の修得が必須です。SFCの進級・卒業条件は、以下の図のように学年ごとに明確に定められています

これらの条件を満たせない場合、その学年を留年することになり、これをSFCでは「原級」と呼びます。

原級は、単に同じ学年を繰り返すだけでなく、以下のようなデメリットやリスクを伴う可能性があります。

SFCの自由な学びを謳歌しながらも、確実に進級・卒業するためには、入学後から戦略的に学生生活を送ることが重要です。

1. 計画的な履修計画とシラバスの熟読

SFCは授業の自由度が高い反面、履修計画はすべて自己責任で行う必要があります。

2. 単位上限とオンライン授業の単位数に注意

SFCでは、1学期間に履修できる単位の上限が定められています。進級・卒業に必要な単位の上限は20単位、自由科目を含めた単位の上限は30単位です 。また、遠隔(オンライン)授業で修得した単位は、進級・卒業に必要な単位に含められる上限が60単位と定められています 。これらの上限を超えて履修申告した場合、単位が削除される可能性があるため、計画的に履修しましょう

3. 「研究会」への早期参加

第4学年への進級条件として、研究会で2単位以上を修得することが求められています 。SFCでは、本人の能力次第で1年生からでも研究会を履修することが可能であり、多くの学生が早い段階から研究会に参加しています 。研究会での学びは、卒業プロジェクトへと直結するため、早めに参加し、教員や仲間との協働を通じて、着実に研究を進めていくことが原級を避けるための重要な戦略となります

SFCのカリキュラムは、学生の自主性を重んじる一方で、進級・卒業条件という形で、学生の学びの進捗をしっかりと管理しています。

しかし、これは決して学生を縛るものではありません。むしろ、SFCの教員や事務室は、学生が原級になることなく、充実した学生生活を送れるよう、ガイダンスや窓口相談といった手厚いサポートを提供しています

KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破するだけでなく、入学後もこの自由な環境を最大限に活かし、確実に卒業するためのロードマップを一緒に考えるお手伝いをします。SFCでの夢のキャンパスライフを掴むために、ぜひ一度、無料相談にお越しください。

あなたのSFC合格への挑戦を、心よりお待ちしております!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。