
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCのAO入試(総合型選抜)の中でも、最も多くの受験生が挑戦し、翌年4月入学の大部分の合格者が決まるのが「夏秋 AO」です。この入試期は、あなたの高校生活で培った「志」と「ポテンシャル」を、SFCに証明する最大のチャンスとなります。
今回は、この「夏秋 AO」の具体的なスケジュールと、合格を掴むために集中すべき戦略を解説します。
1. 夏秋AOの概要:4月・9月入学の両方を対象
「夏秋 AO」は、2025年度実施の選考において、2026年4月入学と2026年9月入学の両方の第1学年入学者選考を対象としています。
| 入試期 | 対象入学時期 | 主な選考時期 |
| 2025 夏秋 AO | 2026年4月入学、2026年9月入学 | 夏(出願)から秋(面接・合格発表) |
2. スケジュールと集中すべき戦略
「夏秋 AO」は、高校3年生の夏休みから出願が始まるため、夏休み前の準備と夏の集中アウトプットが合否を左右します。
| 時期 | フェーズ | 集中すべき戦略 |
| 7月〜8月上旬 | 軸の確立と骨子作成 | 徹底的な自己分析を完了し、「SFCでなければならない理由」と「研究テーマ」の軸を確立する。 |
| 8月上旬〜9月1日 | オンライン申請・書類集中作成期 | 志望理由・学習計画の文章と、「自由記述」のビジュアルアウトプットを完成させる。評価者2名による評価の登録を余裕をもって依頼する。 |
| 9月1日〜9月2日 | 出願書類(郵送) | 調査書、入学志願票などの郵送を完了する(国内は締切日消印有効)。 |
| 10月9日 | 一次選考合格発表 | オンラインで結果を確認。合格者は直ちに二次面接の準備へ。 |
| 10月 | 二次選考(面接) | 書類に書かれた「志」の裏側にあるロジックと情熱を、対話を通じて証明する。 |
| 11月4日 | 最終合格発表 | オンラインで最終合否を確認。 |
3. 合格を掴むための重要ポイント:夏の質と秋の熱意
重要ポイント①:「自由記述」で創造性を証明する
「夏秋 AO」の書類選考で最も差がつくのが「自由記述」です。夏休み中に、あなたのアイデアを図、デザイン、プロトタイプの構想といったビジュアルで表現し、創造性と構想力を最大限にアピールしましょう。
重要ポイント②:評価者と連絡を取り合う
オンライン申請では、志願者を客観的に知る立場にある2名の方による評価(評価書)の登録が必要です。締切日直前に依頼するのではなく、夏休みが始まる前に承諾を得て、余裕をもって登録を完了させることが必須です。
重要ポイント③:一般選抜のリスクヘッジも並行
AO対策に集中しつつも、一般選抜の基礎学力維持も欠かせません。AO対策で培った「論理的思考力」は、一般選抜の小論文や論述問題にも活かせます。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


