
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)の先進的な教育環境に魅力を感じつつも、私立大学最高峰の一つである慶應義塾大学の学費について、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、SFC(総合政策学部・環境情報学部)の学費体系を明確にし、経済的な心配をせずに勉学に励めるよう、充実した奨学制度と学費に関するルールについて詳しく解説していきます。
1. SFCの初年度納入金(2025年度参考)
SFCに入学する際に必要となる初年度の納入金は、以下の通りです。この費用は、慶應義塾大学の他学部と比較しても、施設設備費や学会費などが含まれるため、SFC独自の体系となっています。
費用項目 | 2025年度 4月入学者(参考) 総合政策学部 環境情報学部 | 備考 |
入学金 | ¥200,000 | 初年度のみ徴収 |
在籍基本料 | ¥70,000 | |
授業料 | ¥1,130,000 | |
施設設備費 | ¥320,000 | |
その他費用 | ¥11,350 | 学生健康保険互助組合加入費¥100を含む |
初年度納付金合計 | ¥1,731,350 |
- 授業料分納: 授業料等は、春学期・秋学期の2回に分けて納入することができます(通年在籍の場合)。
2. 在学中に適用される学費のルール:スライド制
SFCを含む慶應義塾大学の学費(在籍基本料、授業料、施設設備費)には、「スライド制」が適用されます。
- 仕組み: 在学中に学則に定めるスライド制を適用し、毎年定められた額を納入することになります。
- 基準: 適用するアップ率は、スライド率(前年度人事院勧告による国家公務員給与のアップ率等)を基準とします。
この制度により、入学後に授業料等が変動する可能性があるため、あらかじめご承知おきください。
3. 経済的な不安を解消する「奨学制度」の活用
SFCでは、経済的な理由で修学が困難な学生や、人物・学業が優秀な学生を支援するための、充実した奨学金制度を用意しています。
学部独自の特別奨学金
- 総環のすゝめ奨学金(入学前予約型): 対象は1都3県以外(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県以外)の高等学校出身者を対象に、AO入試の合格者の中から特に優秀な成績を修めた方に、学部独自の特別奨学金(年額60万円、最長4年間継続受給可能)を給付する制度です。
その他の奨学制度
- 給付型と貸与型: 奨学金には返済不要の「給付」奨学金と、卒業後に返済する「貸与」奨学金があります。
- 募集時期: 奨学金は主として4月、5月に募集します。入学後すぐに準備が必要な書類もあるため、入学前に大学の奨学金サイトを確認し、準備を進めることが推奨されます。
最後に
慶應SFCの学費は、皆さんの「未来への投資」です。この費用は、SFCの最先端の教育環境、研究設備、そして質の高い指導を受けるためのものです。
経済的な不安がある場合でも、SFCの学部独自の奨学金や、充実した給付型・貸与型奨学制度を活用することで、勉学に集中できる環境を整えることができます。
KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破し、経済的な不安なく、この特別な環境で未来を創造できるよう、徹底的なサポートを提供します。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。