
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)の学びは、IT、政策、デザインといった分野を融合させた「学際性」が特徴ですが、その学びが卒業後のキャリアにどう繋がるのかは、皆さんの最大の関心事の一つでしょう。
SFCの卒業生は、特定の業界に偏ることなく、多岐にわたる分野で活躍しています。今回は、SFCの就職・進路の特徴と、キャリアをサポートする支援体制について解説していきます。
1. SFC卒業生のキャリアの特徴:IT・コンサル・金融が中心
SFCの卒業生は、その学際的なバックグラウンドを活かし、情報通信業やコンサルティングといった、時代の変化に強い分野で特に高いプレゼンスを示しています。
業種 | 総合政策学部 | 環境情報学部 |
情報通信業 | 24.2% | 26.5% |
学術研究・専門/技術サービス業(コンサルティングなど) | 17.8% | 21.6% |
製造業 | 14.3% | 11.4% |
金融・保険業 | 12.2% | 8.6% |
このデータから、SFCの卒業生が持つ「情報通信技術への理解」と「問題解決のための論理的思考力」が、特にコンサルティングやITといった高度な専門知識を要する分野で高く評価されていることがわかります。
2. 進路の多様性:大学院進学という選択
SFCの卒業生は、就職だけでなく、大学院への進学を選択する学生も多くいます。
- 進学先の内訳(一例):
- 総合政策学部: 就職者数343人に対し、進学者数は43人(国内・海外)。
- 環境情報学部: 就職者数268人に対し、進学者数は74人(国内・海外)。
特に環境情報学部では、就職者数に対する進学者の割合が総合政策学部よりも高い傾向にあり、最先端の研究を大学院でさらに深めたいという学生が多いことが伺えます。
3. キャリアを支援する「CDPオフィス」と独自の制度
SFCには、学生のキャリア形成を一貫してサポートするための窓口として「CDPオフィス(就職・進路支援担当)」が設けられています。
- 支援内容: 学生個別の進路・就職相談、学内各種セミナーの開催、大学宛の求人情報の提供、OB・OG名簿情報の提供、面接対策などを行っています。
- 独自の学校推薦制度: 主として技術系就職を希望する学生に向け、SFC独自の学校推薦制度を設けています。研究開発、システムエンジニア、ネットワーク技術系といった職種で推薦枠が設定され、選考期間の短縮や希望部署とのマッチングといったメリットがあります。
最後に
慶應SFCでの学びは、特定の職業に直結する専門知識だけでなく、「問題発見・解決能力」や「創造性」といった、普遍的で強力なビジネススキルを皆さんに提供します。そのスキルは、IT、コンサルティング、メーカーといった、社会の変革をリードする分野で高く評価されています。
KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破し、この学際的な環境で最高のキャリアを切り拓けるよう、徹底的なサポートを提供します。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。