こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)の最大の特徴は、学年や学部の枠を超えて自由に授業を選択できる「完全移転型カリキュラム」にあります。しかし、その自由度ゆえに「どう選べばいいか分からない」と迷う新入生も少なくありません。

最新の「2026 春 AO」などの募集要項でも触れられているSFCの教育理念に基づき、賢い履修の組み方を解説します。


1. SFC履修の基本ルール:1年生からゼミに参加可能!

他大学では3・4年生から始まることが多い「ゼミ」ですが、SFCでは1年生から「研究会」という名前で門戸が開かれています。

  • 研究会中心の生活: SFC生の多くは、まず自分のやりたい研究(研究会)を決め、その研究を深めるために必要な知識を一般授業で補完するという「逆算型」の履修を組みます。
  • 学部の垣根がない: 総合政策学部の学生が環境情報学部の授業を取ることも、その逆も自由です。卒業に必要な単位の多くを他学部の授業で充てることができます。

2. 避けては通れない「3つの関門(必修・スキル)」

自由なSFCにも、卒業までに必ず習得すべき「言語・IT・データ」のスキルがあります。

  1. 言語コミュニケーション(言語): 英語だけでなく、マレー・インドネシア語、アラビア語など多種多様。徹底した少人数・高密度な授業が特徴です。
  2. データサイエンス(DS): 文系・理系問わず、統計学やデータ分析は必須です。これらは「問題発見・解決」のエビデンスを作るための共通言語となります。
  3. 情報基礎(IT): プログラミングの基礎を学びます。自分の考えを形にする(実装する)ための必須ツールです。

3. 戦略的な履修を組むためのステップ

  1. シラバス(講義要綱)を読み込む: SFCのシラバスは非常に詳細です。単なる内容紹介だけでなく、「何を解決するための授業か」という視点で読みましょう。
  2. 先行履修・上限解放を狙う: 成績が優秀な学生は、1学期に履修できる単位数上限を増やすことができます。より多くの知を吸収したい学生への救済措置です。
  3. 「サイヤンス」の視点で選ぶ: SFCでは「理論(サイエンス)」と「実践(デザイン)」の往復を重視します。座学だけでなく、実際に手を動かす「ワークショップ型」の授業を組み合わせるのがコツです。

4. AO入試で「履修計画」をアピールする方法

AO入試(2026 春 AOなど)の志望理由書において、具体的な履修計画を書くことは「入学後の解像度」を証明することに繋がります。

  • 「どの研究会で」「どのスキルを使って」解決したいか: 「〇〇教授の△△研究会に入り、そのために××というデータサイエンスの授業で分析手法を学びたい」と具体的に記述しましょう。
  • 未経験でも「学ぶ意欲」を示す: プログラミング未経験でも、SFCの履修システムを使ってどう克服し、自分の研究に役立てるかを論理的に説明すれば、高く評価されます。

⚠️ 必ず公式情報を確認してください

この記事は、SFCの教育理念および一般的な履修傾向に基づき作成されています。

具体的な卒業要件や各科目の詳細は、入学年度の「履修案内(ガイドブック)」が最終的な正解となります。出願や入学に際しては、必ず大学公式サイトから最新の情報を入手し、ご自身の目で直接詳細を確認してください。

SFCの4年間は、決められたレールを走るのではなく、自分で地図を描く旅です。どの授業を組み合わせるかが、あなたの「専門性」を作ります。自由を楽しみ、自分だけの最強の履修を組み立ててください!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。