
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)の真の魅力は、その教育理念を具現化する「研究」のあり方にあります。SFCの研究は、既存の学問の枠を超え、学生一人ひとりが社会の課題を自ら発見し、解決策を創造する「未来創造の実験場」です。
今回は、SFCの研究活動がどのような特徴を持ち、あなたの「志」とどのように結びつくのかを解説します。
1. 研究活動の核:教員と学生の「協働」と「実践」
SFCの研究は、伝統的な大学の研究スタイルとは一線を画します。その中心にあるのは、研究会(ゼミ)と卒業プロジェクトです。
研究会中心の学び
- 問題解決の創出: SFCでは、「問題が与えられ、正解を教わる」のではなく、「何が問題かを考え、解決方法を創出する」ことを目指します。
- 対等なパートナーシップ: 研究会では、教員と学生が共に考え、多様な課題に取り組んでいきます。教員は学生に知識伝授を行うのではなく、対等なパートナーとしての役割を期待します。
- 先端研究の現場: 研究会は単なる勉強グループではなく、企業との共同研究や官公庁からの委託研究など、先端的な研究活動が数多く行われる現場です。
卒業プロジェクトという集大成
研究会を中心とする学習の成果は、4年次の「卒業プロジェクト」として結実します。これは、論文の執筆や作品の制作など、これまで培ってきた創造性と先端性を駆使した研究成果を生み出すプロジェクトであり、SFC生としての最大の集大成です。
2. SFC研究の独自性:「学際的融合」と「アスペクト」
SFCの研究は、その学際性と、研究テーマの可視化にもユニークな点があります。
- 学際的な融合: 総合政策学部は政策、戦略、経営といった視点から、環境情報学部は技術、デザイン、ツールといったアプローチから、現実の諸問題に取り組みます。学生は、文理の枠を超えて自由に研究テーマを融合させることができます。
- アスペクトという道標: SFCは「アスペクト」という独自の仕組みを導入しています。これは、授業科目と研究会の結びつきを「見える化」した道標であり、学生は自分の興味あるアスペクト(例:ナノ、生物、システム、デザインなど)をたどることで、思わぬ分野の教員や研究テーマに出会うことができます。
3. AO入試戦略:あなたの「研究テーマ」を証明する
SFCのAO入試(総合型選抜)は、あなたがSFCの研究活動に飛び込む「ポテンシャル」と「志」を持っているかを測るものです。
- 提出書類の軸: あなたの「志望理由・学習計画」は、単なる興味ではなく、SFCの研究会やカリキュラム(データサイエンス、情報技術基礎など)をどう活用し、具体的な研究テーマを追求したいのかという、明確なビジョンを中心に構成されるべきです。
- 「創造的な発信力」: 面接や書類を通じて、あなたの研究アイデアを論理的に、そして創造的に発信できる「プレゼンテーション能力の本質」を証明しましょう。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

