
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)の「問題発見・解決」という学際的な学びは、卒業後の進路を特定分野に限定せず、学生一人ひとりの「志」と「創造性」を活かせる多様なキャリアパスを拓きます。
SFCの卒業生がどのような分野で活躍しているのか、その進路の実態とサポート体制について解説します。
1. 就職先の傾向:情報通信・コンサルティングが中心
SFCの卒業生の進路は、特定の伝統的な分野に縛られることなく、社会の変革をリードする分野に集中しています。特に、両学部で共通して高い割合を占めるのは、情報通信業と専門・技術サービス業(コンサルティング)です。
| 業種 | 総合政策学部 | 環境情報学部 |
| 情報通信業 | 24.2% | 26.5% |
| 学術研究・専門/技術サービス業(コンサルティングなど) | 17.8% | 21.6% |
| 製造業 | 11.4% | 11.2% |
| 金融・保険業 | 12.2% | 8.6% |
この傾向は、SFCで培うIT技術(情報通信)と論理的な課題解決能力(コンサルティング)が、現代社会で最も需要が高いスキルであることを証明しています。
2. 進学の選択:研究をキャリアに繋げる道
SFCの卒業生のうち、約2割弱は大学院への進学を選択しています。
- 政策・メディア研究科: 多くの学生がSFCの大学院(政策・メディア研究科)に進み、学部時代に立ち上げた研究テーマをさらに深めます。
- 環境情報学部からの進学: 特に環境情報学部では、就職者数に対する進学者の割合が高い傾向があり、最先端の技術や科学を究める道を選ぶ学生が多いことが特徴です。
- その他: 国内の他大学や海外の大学院に進学する学生も少なくありません。
3. 多様な進路とキャリアサポート体制
就職や進学以外にも、SFCの卒業生は多様な進路を選択しています。
- その他の進路: 公務員や教員免許を取得して教員になる方、難関の資格試験に挑戦する方、自ら起業する方など、個性や才能を生かして幅広い分野で活躍しています。
- CDPオフィス(キャリアサポート): SFCには、学生のキャリア形成をサポートする窓口として「CDP(Career Development Program)オフィス」があります。ここでは、進路相談はもちろん、求人情報、インターンシップ情報、OB情報、各種書籍などが利用できます。
最後に
慶應SFCでの学びは、特定の職業に直結する専門知識だけでなく、「問題発見・解決能力」や「創造性」といった、普遍的で強力なビジネススキルを皆さんに提供します。
SFCのAO入試は、この「未来を創造する力」を持つ学生を選抜するものです。KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破し、この学際的な環境で最高のキャリアを切り拓けるよう、徹底的なサポートを提供します。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

