
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)の授業や研究会の最大の特徴、それは「グループワーク」の多さです。1年生から入ることができる研究会や実践的な講義では、一人で完結する課題よりも、チームでプロジェクトを回すことが日常茶飯事です。
しかし、バックグラウンドも専門性もバラバラなSFC生が集まると、意見の衝突や進行の停滞も起こりがちです。今回は、SFCでの学びを成功させるための「グループワークのコツ」を伝授します。
1. 「役割」ではなく「専門性」を掛け合わせる
一般的なグループワークでは「リーダー」「書記」といった役割を決めがちですが、SFCでは「何ができるか(スキル)」の掛け算が重要です。
- スキルの可視化: チームが組まれたら、まず「自分は何ができるか」を共有しましょう。「プログラミングができる」「デザインが得意」「統計に強い」「フィールドワークの交渉が得意」など、それぞれの強みを認識することが第一歩です。
- 「越境」を恐れない: 自分の専門外の意見に対しても「それは私の担当じゃない」と切り捨てるのではなく、異なる視点をどう統合して「問題解決」に繋げるかを考えます。これがSFCの理念である「文理融合」の実践です。
2. 「合意」よりも「問いの共有」を優先する
意見が割れたとき、多数決で決めるのはSFC流ではありません。
- 「そもそも何のためのプロジェクトか?」に立ち返る: 議論が紛糾したときは、小手先の解決策ではなく、チームが共有している「問い(問題発見)」に立ち返りましょう。
- クリティカル・シンキングの活用: 仲良しごっこではなく、相手の意見に対して「なぜそう思うのか?」を論理的に問い直すことが、アウトプットの質を劇的に高めます。
3. SFC特有の「24時間・滞在型」コミュニケーションの活用
SFC生は、キャンパスや寮で長時間共に過ごすことが多いため、授業時間外のコミュニケーションが成果を左右します。
- 非同期コミュニケーションの徹底: SlackやNotion、Googleドキュメントなどを駆使し、対面で集まれない時間も思考を止めない仕組みを作ります。
- 「人間交際」を通じた信頼構築: 湘南藤沢国際学生寮(H-Village)などの寮生活や、学内の芝生での雑談から生まれる「信頼関係」が、プロジェクトの土壇場で力を発揮します。
4. SFC受験生へのアドバイス:AO入試で「協働性」をどう示すか?
AO入試の書類や面接では、単に「リーダーをやりました」という実績よりも、以下のポイントを伝えるとSFCの教員に響きます。
- 「異なる意見」をどう扱ったか: 自分の意見を通したエピソードよりも、自分とは全く違う価値観を持つ人とどう折り合いをつけ、新しい価値を生み出したかを語りましょう。
- 自分の「武器」の自覚: チームに貢献するために、自分はどのような専門スキルやマインドセットを持っているのかを明確にします。
- プロトタイピングの姿勢: 「話し合って終わった」ではなく、「とりあえず形(アプリ、企画書、映像など)にして、チームで検証した」という実行力を示してください。
最後に
慶應SFCでのグループワークは、単なる課題解決ではありません。それは、将来、社会に出てから多様なステークホルダーと協働して未来を創るための、最高のトレーニングです。
「個」を磨きつつ、他者と響き合う。そんなSFCらしい協働の楽しさを、ぜひ入学後に体感してください!
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

