こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)での大学生活を想像するとき、多くの人が「研究会」やユニークな授業を思い浮かべるでしょう。しかし、SFCの魅力はそれだけではありません。あなたの4年間を何倍にも豊かにする「サークル活動」もまた、SFCの自由で創造的な文化を色濃く反映しています。

SFCのサークル活動の最大の特徴は、「なければ、創ればいい」というDIY精神です。既存のサークルに参加するだけでなく、学生が自らの「好き」や「問題意識」を基に、仲間と積極的に新しいサークルを立ち上げる文化が根付いています。

この記事では、SFCへの入学を考えるあなたのために、SFC生がどのようにサークル活動を楽しんでいるのか、その3つの主要な選択肢と、自分にぴったりの場所を見つけるための方法を徹底解説します。


SFC生のサークル活動への関わり方は、主に3つのスタイルに分けられます。それぞれのメリットを理解し、自分の理想の大学生活をイメージしてみましょう。

1. SFCで完結!「キャンパス拠点サークル」

活動のほとんどがSFCのキャンパス内で行われるサークルです。授業後にそのまま活動に参加できる手軽さと、SFC生同士の濃密なコミュニティが最大の魅力です。

SFCの広大で緑豊かなキャンパスには、体育館、グラウンド、テニスコートといった豊富な体育施設や、活動に使える教室・ホールが多数あり、多種多様なサークルが活発に活動しています。ダンス、アカペラ、演劇、バンドといった定番のサークルから、SFC名物の七夕祭で花火を打ち上げる「花火師会」のような、SFCならではのユニークな団体も存在します。

2. 日吉や三田へ!「全塾サークル」

活動の拠点が主に日吉キャンパスや三田キャンパスにある、慶應義塾全体の学生を対象としたサークルです。

体育会に所属して本格的にスポーツに打ち込みたい場合(野球部、蹴球部など)や、ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのような長い歴史と大規模な組織を誇る文化系団体に参加したい場合は、こちらの選択肢になります。

SFCから日吉・三田キャンパスまでは1時間程度の移動時間と交通費がかかりますが、学部を超えた幅広い人脈を築けることや、慶應義塾の伝統に深く触れられることが大きなメリットです。

3. なければ創る!「新規サークル設立」

SFCの「問題発見・解決」の精神は、サークル活動にも息づいています。もし、自分のやりたいことが既存のサークルになければ、仲間を集めて新しいサークルを立ち上げるという選択肢が、SFCではごく自然に受け入れられています。

実際に、毎年のように新しいサークルが誕生しており、そのテーマも社会問題の解決を目指すものから、最新のテクノロジーやカルチャーを探求するものまで様々です。自らの情熱を形にし、コミュニティをゼロから創り上げる経験は、SFCでしか得られない貴重な学びとなるでしょう。


SFCのサークル活動は、学び舎を離れたもう一つの「研究会」のようなものです。そこでは、多様な仲間との出会いを通じて、授業だけでは得られない多くの発見と成長が待っています。

SFCという自由なフィールドで、あなたの大学生活を最高に輝かせる仲間と活動を見つけてください。もし見つからなければ、あなた自身がその輝きを創り出す最初のひとりになるのです。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。