こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)への扉は、一つではありません。SFCは、未来を創造する多様な才能を発掘するため、大きく分けて二つの異なるアプローチの入学試験を用意しています。

一つは、あなたのこれまでの活動や探究心、そして未来への情熱を問う「総合型選抜(AO入試)」。 もう一つは、SFC独自の学力試験で、思考力と知の体力を問う「一般選抜」

この二つの入試は、単に選考方法が違うだけではありません。SFCが学生に求める能力の、異なる側面を評価するために設計されています。「自分はどちらの入試に向いているのだろう?」と悩む受験生のために、この記事では、SFCの二つの入試制度の全体像、それぞれの特徴、そしてどんな人が各選考に向いているのかを、最新情報に基づいて徹底的に解説します。


まず理解すべきは、SFCがなぜ2種類もの門戸を設けているのか、その背景です。

(※) 2025年度の募集要項に基づく。総合政策学部・環境情報学部の数値。

最も注目すべきは、入学者の約4割が総合型選抜(AO入試)で選ばれているという事実です。これは、SFCがペーパーテストのスコアだけでは測れない「個性」や「実績」を、学力と等しく、あるいはそれ以上に重視していることの力強い証明です。


総合型選抜(AO入試)は、学力試験を一切課しません。評価の対象となるのは、あなたの「半生」そのものです。

選考プロセス

どんな人に向いているか?


SFCの一般選抜は、そのユニークな試験形式から「知識」だけでなく「知性」そのものを問う、非常に難易度の高い試験として知られています。

試験科目と配点

SFCの一般選抜は、2科目・合計400点満点で評価されます。

配点が1:1であることから、小論文が選択科目と全く同じ重みを持つことがわかります。これがSFC一般選抜の最大の特徴です。

どんな人に向いているか?

SFCへの二つの道、「総合型選抜」と「一般選抜」。どちらが優れているということではなく、あなたが持つ「輝き」を最も効果的に示せる舞台がどちらであるか、という視点で選ぶことが重要です。

最終的に、どちらの入試もSFCの理念である「問題発見・解決」を体現できる人材を求めている点では共通しています。あなたの強みは何か、そしてSFCで何を成し遂げたいのかを深く見つめ、自分に最適な挑戦の道を選んでください。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。