こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学には、国内最大級の「三田祭」をはじめ、各キャンパスで学生が主体となって創り上げる、個性豊かな学園祭が存在します。その中でも、湘南藤沢キャンパス(SFC)は非常にユニーク。なんと、SFCには学生が企画・運営する大規模な学園祭が年に2回もあるのです。

それは、夏の風物詩「七夕祭(たなばたまつり)」と、知の祭典「秋祭(あきまつり)」

この二つの学園祭は、SFCが持つ「地域に開かれたコミュニティ」としての一面と、「最先端の研究拠点」としての一面、その両方の魅力を映し出す鏡のような存在です。この記事では、SFCの活気と熱気に触れられる2つの学園祭について、その特徴と楽しみ方を徹底的にご紹介します。


【開催時期】 毎年7月上旬の週末 【キーワード】 夏祭り、エンターテイメント、地域交流、花火

「七夕祭」は、SFCの夏のはじまりを告げる一大イベントです。その雰囲気は、まさに日本の伝統的な「夏祭り」。サークルや研究会が趣向を凝らした模擬店を立ち並べ、特設ステージではバンド演奏やダンスパフォーマンスが繰り広げられ、キャンパスは一日中、活気と熱気に包まれます。

七夕祭の魅力

※2025年度の七夕祭は7月5日・6日に開催されました。来年の夏、SFCの熱気を体感したい方はぜひご来場ください。


【開催時期】 毎年10月頃 【キーワード】 研究発表、学びの成果、未来のSFC生、アカデミック

夏の七夕祭が「お祭り」ならば、秋に開催される「秋祭」は「知の祭典」です。この学園祭の主役は、SFCの学びの核である「研究会(ゼミ)」学生たちが一年をかけて取り組んできた研究の成果を、社会に向けて発信する最大のショーケースとなっています。

秋祭の魅力


七夕祭も秋祭も、企画・運営の中心はすべて「湘南学祭実行委員会」という学生団体です。協賛金の交渉から、企画の立案、当日の警備や運営まで、そのすべてを学生たちの手で行います。

この「学生主体」の精神こそ、SFCの教育理念である「問題発見・解決」の実践の場そのものです。「学園祭を成功させる」という大きなプロジェクトを通して、学生たちは教室では学べない多くの経験を積み、成長していきます。

エンターテイメントと地域交流の「七夕祭」、そして学びの成果を社会に問う「秋祭」。この二つの顔を持つ学園祭は、SFCの多様性と活気を象徴しています。

SFCというキャンパスが持つエネルギーを最も感じられるこの2つのイベントに、ぜひ一度足を運んでみてください。未来を創る学生たちの熱気が、あなたを待っています。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。