こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFC(湘南藤沢キャンパス)は、その教育理念に「グローバル」を掲げており、学生が海外で学び、現地の課題に触れる機会を極めて重視しています。慶應義塾大学全体が持つ強力なネットワークに加え、SFC独自の機動的なプログラムが用意されているのが最大の特徴です。

今回は、SFC生が利用できる留学制度の全容と、その活用戦略について解説します。


1. 1年間の長期留学:交換留学と4年間での卒業

慶應義塾大学は、世界各地の約100校のトップクラス大学と学生交換協定を締結しています。

  • 交換留学の規模: 慶應全体で毎年約100名、そのうちSFCからは約30名の学生が毎年交換留学に参加しています。
  • 主要な留学先: 米国(12名)、英国(7名)、フランス(4名)、カナダ(4名)、オーストラリア(4名)など、英語圏から欧州、アジアまで多岐にわたります。
  • 4年で卒業可能: 留学中に取得した単位は、申請により卒業単位として認められるため、留学期間を含めて4年間で卒業することも十分可能です。

2. 短期海外研修:春・夏休みを利用した集中プログラム

「1年間の留学はハードルが高いが、異文化に触れたい」という学生のために、短期プログラムも充実しています。

SFC独自の「外国語海外研修」

総合政策学部・環境情報学部では、春季・夏季に約8カ国・地域で研修を実施しています。毎年100名〜150名が参加し、言語習得だけでなく単位取得も可能です。

  • 多様な言語: アラビア語(ヨルダン等)、マレー・インドネシア語、朝鮮語、中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語など、SFCらしい多様な言語の研修先が用意されています。

看護医療学部の独自プログラム

看護医療学部でも、アメリカ、イギリス、ラオス、カナダ、韓国など、医療・保健制度を現地で学ぶ独自の海外研修が用意されており、毎年50〜60名が参加しています。


3. フィールドワークとインターンシップ:実践重視の海外活動

SFCの留学は「座学」だけではありません。自らの研究テーマに沿って、世界中をフィールドに活動することが推奨されています。

  • 海外活動支援: 研究活動に関連したフィールドワークやインターンシップを行う場合、所定の審査を経て単位として認定される制度があります。
  • 助成制度: 学部生を対象に、主に中国でのフィールドワークを支援する助成金制度なども用意されており、経済的なバックアップも受けられるチャンスがあります。

4. 慶應SFC AO入試での「留学」の語り方

AO入試(総合型選抜)において、留学経験の有無や、入学後の留学希望を語る際のポイントは以下の通りです。

  1. 「留学」を目的化しない: 「留学したい」だけでなく、「自分の研究テーマ(解決したい課題)を追究するために、なぜその国のその大学でなければならないのか」という論理を構築してください。
  2. SFCのリソースを特定する: 前述した「交換留学先一覧」や「短期研修先」を具体的に調べ、自分の学習計画書に組み込むことで、志望理由の具体性と説得力が飛躍的に高まります。
  3. 異文化適応能力を示す: 留学制度を活用できるだけの語学力ポテンシャルや、異なる価値観を持つ人々と協働できる「人間交際」の素養があることを、過去の経験から証明しましょう。

SFCには、1年間の交換留学から、数週間の言語研修、そして自ら切り拓く海外フィールドワークまで、あらゆるレベルの「外に出る機会」が整っています。

大切なのは「どこへ行くか」ではなく、「現地で何を発見し、それをどう解決に繋げるか」という視点です。グローバルな志を持つ皆さん、SFCというプラットフォームを使い倒して、世界へ羽ばたきましょう!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。