
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)を目指す上で、避けて通れないキーワードが「問題発見・解決」です。
多くの受験生が「何かすごい解決策(ソリューション)を提示しなければ」と焦りがちですが、SFCが真に重視しているのは、実は解決策そのものよりも、その前段階にある「問いの立て方(問題発見)」にあります。今回は、SFC合格に不可欠なこの思考プロセスを深掘りします。
1. 「問題解決」の前に「問題発見」がある理由
SFCのアドミッション・ポリシーには、「自ら問題を発見し、解決する志を持つ学生」を求めていることが明記されています。
- 問題発見とは: 世の中の「当たり前」に対して「なぜ?」という違和感を抱き、解決すべき真の課題を特定すること。
- 問題解決とは: 特定した課題に対し、既存の学問領域にとらわれず、あらゆる手法(テクノロジー、デザイン、政策など)を駆使してアプローチすること。
「与えられた問題を解く」能力は一般入試で測れますが、AO入試では「自ら土俵(問い)を作る」能力が試されているのです。
2. SFC流「問題発見」の3ステップ
教授陣を唸らせる志望理由書を作るために、以下のステップで自分のテーマを磨き上げましょう。
- 「違和感」の言語化(原体験): 「なんとなく不便だ」「なぜこれが必要なのか」という個人的な経験からスタートします。SFCでは「自分を主語にした問い」が強く支持されます。
- 既存の解決策の限界を知る(リサーチ): 「なぜその問題は、今まで解決されなかったのか?」を徹底的に調べます。既存の政策や技術の「穴」を見つけることが、独自の「問題発見」に繋がります。
- 「問い」の再定義: 「教育格差をなくす」という大きな目標ではなく、「離島の子供たちが、物理的距離を感じずに学問的刺激を受けるにはどうすればいいか?」といった、具体的かつシャープな問いに落とし込みます。
3. 未完成でも良い。「試行錯誤のプロセス」を見せる
SFCは「完成された天才」ではなく、「粘り強く考え続けられる人」を求めています。
- 失敗のエビデンス: 自由記述や活動報告の中で、「一度やってみたけれど、こう失敗した。だから次はこうしたい」という試行錯誤の記録(ログ)を載せましょう。
- 「実学(サイヤンス)」の実践: SFCで使われる「実学(サイヤンス)」という言葉は、理論だけでなく、実際に動かしてみて、その結果から学ぶ実学の精神を指します。
4. ⚠️ 必ず公式情報を確認してください
この記事はSFCの理念(アドミッション・ポリシー)に基づいて作成されています。
具体的な出願資格や選考スケジュールについては、「2026 春 AO 募集要項」などの最新資料を必ず確認してください。SFCの求める「問題発見・解決」の定義は、時代と共にアップデートされています。
最後に
「問題発見・解決」は、単なる受験のテクニックではありません。SFCという環境を使い倒し、社会をより良くするための「生き方の姿勢」そのものです。あなたの抱いている「違和感」を、SFCで「価値」に変えてみませんか?
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

