
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCのAO入試(総合型選抜)における二次選考は、「30分間」という非常に濃密な対話の時間です。どれほど完璧な書類を準備しても、「本番で頭が真っ白になったらどうしよう」という不安は、志が高い受験生ほど強く感じるものです。
しかし、SFCの面接において「緊張」は決して敵ではありません。今回は、緊張をコントロールし、最高のパフォーマンスを発揮するためのメンタルと技術の戦略を解説します。
1. 緊張の正体を知る:「志」の強さが緊張を生む
まず知っておいてほしいのは、「緊張しているのは、あなたが本気だから」ということです。
- SFCは緊張を否定しない: 面接官である教員は、受験生が緊張していることを十分に理解しています。緊張して声が震えたり、言葉に詰まったりしても、それだけで評価が下がることはありません。
- 誠実さの証: むしろ、すらすらと用意した原稿を読み上げるような「完璧すぎる回答」よりも、必死に考え、自分の言葉を探そうとする姿勢に、SFCの教員は「誠実さ」や「探究心」を感じ取ります。
2. 本番でパニックにならないための「技術的」対策
精神論だけでなく、具体的な「型」を持つことで、脳のフリーズを防ぐことができます。
① 「結論先行」と「沈黙」の許可
- 一秒の沈黙を恐れない: 予想外の鋭い質問が来た時、すぐに答えようとして支離滅裂になるのが一番のリスクです。「少し考えさせていただけますか」と一言断り、5〜10秒ほど思考を整理する時間は、SFCでは「論理的思考の証」として好意的に受け取られます。
- 結論から話す: 「AかBか」と問われたら「私はAだと考えます。理由は3点あります」という型を徹底してください。結論を先に言うことで、話している途中で迷子になるのを防げます。
② 質問を「キーワード」で復唱する
質問の意図がわからず焦った時は、「今の質問は、○○という理解でよろしいでしょうか?」と聞き返しましょう。
- これにより、面接官との「問い」のズレを防げると同時に、答えるための準備時間を確保できます。
3. 緊張を自信に変える「事前準備」の質
自信は、圧倒的な準備量からしか生まれません。
- 書類の「裏側」を掘り尽くす: 提出した志望理由書や活動報告書、自由記述の一語一句に対して「なぜ?」と自問自答してください。自分のロジックの脆弱性を事前に知っておくことが、本番の「想定外」を減らす唯一の方法です。
- 「対話」の練習を積む: 専門塾などを活用した模擬面接では、想定質問への回答を暗記するのではなく、「突っ込まれた時にどう切り返すか」という即興の対話能力を鍛えましょう。
4. 前日・当日のルーティン:心身のコンディション管理
面接は「知的格闘技」です。最高のコンディションで臨むことが、緊張緩和に直結します。
- 睡眠と栄養の確保: 寝不足は脳の回転を鈍らせ、不安を増大させます。前日はしっかりと睡眠をとり、脳のエネルギー源を補給してください。
- 「キャンパスの空気」を味方にする: 早めに会場付近に到着し、SFCの開放的なキャンパスを眺めて深呼吸してください。「ここで学ぶんだ」というワクワク感が、恐怖心を上回った時、あなたの「志」は最高の形で面接官に伝わります。
最後に
SFCの面接官は、あなたを落とそうとしているのではありません。あなたの面白い研究テーマについて、「一緒に議論したい」と思って座っています。
緊張したら、「今、自分は第一志望の教員と贅沢な議論をしているんだ」と視点を切り替えてみてください。その余裕と情熱こそが、合格への一番の近道です。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

