こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCの二次選考(面接)は、一般的な大学の面接とは全く異なり、生半可な気持ちで臨めば、鋭い質問の嵐に立ち尽くすことになります。

「圧迫面接だったらどうしよう…」 「想定外の質問が来たら答えられない…」

そんな不安を払拭するために必要なのは、SFC面接の「本質」を理解した正しい「心構え」と、それを支える「準備」です。

この記事では、SFCの教授陣と対等に渡り合い、合格を勝ち取るためのマインドセットと具体的なアクションプランを徹底解説します。


まず、マインドセットを根本から変えましょう。 SFCの面接は、あなたの人柄やマナーを見るだけの場所ではありません。あなたが提出した志望理由書や研究計画書に対する「口頭試問(Oral Defense)」です。

教授たちは、あなたの研究テーマの「穴」や「矛盾」をあえて指摘してきます。それは意地悪ではなく、「この学生は、批判的意見を受け入れ、議論を通じて研究を発展させる力があるか?」を試しているのです。


SFCの面接官(教授)を前にした時、持つべきメンタルは以下の3つです。

1. 面接官は「敵」ではなく「未来のメンター」

厳しい質問が来ても、「攻撃された」と思わないでください。「私の研究に興味を持って、真剣に検討してくれている」と捉えましょう。 「先生なら、この課題をどう考えますか?」と心の中で問い返すくらいの、知的な対話を楽しむ姿勢が、合格への鍵です。

2. 「正解」ではなく「自論」を語る

SFCが求めているのは、優等生的な模範解答ではありません。「社会はこう言っているが、私はこう考える」という、あなただけの独自の視点(切り口)です。 知識不足を指摘されても、「その点については不勉強でしたが、私の仮説では~と考えます」と、その場で思考し、自分の言葉で語る泥臭さが評価されます。

3. 「この分野については私が一番詳しい」という矜持を持つ

たとえ相手が教授でも、あなたが選んだニッチなテーマや、あなた自身の原体験に関しては、あなたが世界一の専門家です。 「高校生の分際で…」と萎縮せず、「この現場のリアルを知っているのは私だけだ」という自信を持って堂々と話してください。


心構えができたら、それを裏付ける具体的な準備に入ります。

STEP 1:提出書類への「セルフ・ツッコミ」

自分が提出した書類(志望理由書、自由記述など)を、「意地悪な他人」になったつもりでみ返します。

STEP 2:「3分間プレゼン」の完成度を高める

SFCの面接冒頭では、多くの場合「3分間(年度により変動あり)のプレゼンテーション」が求められます。

STEP 3:想定外を楽しむ「模擬面接」

友達同士の優しい練習ではなく、学校の先生や塾の講師など、「大人」相手の模擬面接を繰り返してください。

「これだけ考え抜いたんだから、何を聞かれても大丈夫」 そう思える状態まで準備をやり切ることが、当日の「自信」と「落ち着き」を生み出します。

SFCの面接は、あなたの「研究者としての第一歩」です。 教授陣との「知的なバトル」を、心から楽しんできてください。

もし、一人での対策に行き詰まったり、より本番に近い緊張感での模擬面接をご希望の場合は、いつでも私たちKOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの「合格」を、全力でサポートします。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。