こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)を志望する際、多くの受験生が直面する悩みがこれです。 「自分には全国大会優勝や起業、国際ボランティアのような華々しい活動実績が何もない……」

結論から言えば、SFCは「実績の凄さ」だけで合否を決める大学ではありません。 どれほど立派な賞状を持っていても落ちる人はいますし、逆に「日常の小さな違和感」を徹底的に掘り下げて合格を掴む人もいます。

今回は、実績がないと不安なあなたが、いかにしてSFCの合格ラインに到達すべきか、その戦略を解説します。


1. SFCが求めているのは「過去の栄光」ではなく「未来の設計図」

SFCのアドミッション・ポリシーには「問題発見・解決の意欲」という言葉があります。

  • 実績は「手段」であって「目的」ではない: 大学側が見ているのは「何をしたか(What)」ではなく、**「なぜそれをしたのか(Why)」「そこから何を学んだか(Insight)」です。
  • 「凄い実績」の罠: たとえ世界大会に出場していても、それが「先生に言われたから」であれば、SFCの教員には響きません。逆に、学校の校則を変えようと一人で動いた経験の方が、「主体性」として高く評価されることがあります。

2. 実績がない人が「今すぐ」やるべき3つのこと

今からでも遅くありません。「実績」がないのなら、今この瞬間から「活動」を作り始めればいいのです。

① 「日常の違和感」を言語化する

凄い実績を探すのではなく、あなたの身の回りにある「これって不便だな」「なぜこうなっているんだろう?」という小さな問いを100個書き出してみてください。その問いこそが、SFCでの研究テーマ(志望理由書)の種になります。

② 「マイクロ・フィールドワーク」を実行する

大層なプロジェクトを立ち上げる必要はありません。

  • 興味のある分野の本を3冊読む。
  • 関連する施設の職員にメールでインタビューをする。
  • アンケートを取ってデータを集める。

これらすべてが立派な「活動」です。「思い立って、動いた」という事実が、あなたの実行力を証明します。

③ 「学びの履歴」を繋ぎ合わせる

中学・高校時代の部活動、委員会、趣味、さらには「挫折した経験」。一見バラバラな点(ドット)を、将来の目標という線で結びつけてみてください。一見実績に見えないことでも、解釈次第で強力なエビデンス(証拠)に変わります。


3. 書類作成の秘策:実績を「思考の深さ」で上書きする

活動報告書に書くことが少ないと感じるなら、記述の「解像度」を極限まで高めましょう。

  • 量より質、質より「問い」: 「ボランティアを10回しました」と書くより、「1回のボランティアで○○という社会の矛盾に気づき、それを解決するために△△という仮説を立てた」と書く方が、SFC生としての素養を感じさせます。
  • 「未完のプロジェクト」を語る: SFCは、完成された人よりも、「今まさにこの課題に取り組んでいて、解決のためにSFCのこのリソースが必要なんです!」と熱弁する人を求めています。

「実績がないから」と諦めるのは、SFCが最も嫌う「思考停止」です。 実績がないことを認めた上で、「だからこそ、私はSFCでこれを学びたい」という圧倒的な「渇望」を書類と面接にぶつけてください。

SFCには、あなたの小さな火種を爆発的なエネルギーに変える環境が整っています。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。