こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應義塾大学SFCのAO入試(総合型選抜)において、一次選考の書類審査は最大の関門です。どれほど素晴らしい実績があっても、SFCが求める「問題発見・解決」の型に沿っていなければ、面接の舞台に立つことすら叶いません。

今回は、提出直前に必ず確認すべき「一次で落ちないための再点検リスト」を、SFCの理念に基づき作成しました。あなたの書類が「自己満足」ではなく「SFCへの招待状」になっているか、厳しくチェックしてください。


1. 【問題意識】その「問い」は、単なる夢物語になっていないか?

SFCは「何をしたいか(夢)」よりも、「何が問題で、どう解くか(志)」を重視します。

  • 原体験との接続: その問題を解決したいと思ったきっかけ(過去の経験)が、具体的かつ自身の言葉で語られているか?
  • 先行研究・現状分析の提示: 「世の中にはまだ解決策がない」と思い込んでいないか? 既存の取り組みや研究を調べた上で、自分のアプローチの「独自性」を説明できているか?
  • スケール感の適切さ: 「世界平和」のように広すぎるテーマではなく、SFCの4年間(あるいはその先)で着手可能な具体的なターゲットに落とし込めているか?

2. 【SFCとの親和性】「なぜSFCでなければならないか」が明確か?

「慶應が好きだから」「有名だから」は理由になりません。SFCのリソースを使い倒す計画が必要です。

  • 研究会(ゼミ)の具体名: 志望する特定の教員や研究会の名前を挙げ、その研究内容が自分のテーマとどう合致するか説明できているか?
  • 学際性(文理融合)の活用: 政策学、情報学、デザイン、バイオなど、SFCの多様な分野をどう掛け合わせて解決を目指すか論じられているか?
  • 基盤科目への言及: データサイエンス、プログラミング、言語コミュニケーションなど、研究に必要なスキルをどう習得する予定か具体的に書かれているか?

3. 【実行力の証明】過去の実績は「自慢」ではなく「根拠」になっているか?

過去の実績は「凄い人」と思われるためではなく、「この人なら入学後もやり遂げるだろう」という信頼の根拠として使います。

  • 「未来」への比重: 志望理由書は「過去:未来 = 3:7」が理想です。過去の実績紹介で終わらず、それをどう未来の解決に繋げるかが語られているか?
  • 具体的アクションの有無: 解決に向けて、すでにSNSでの発信、インタビュー調査、プロトタイプ作成など、自分なりに動いた形跡が示されているか?
  • 失敗からの学び: 成功体験だけでなく、困難に直面した際の思考や、そこから得た「問い」の深化が書かれているか?

4. 【自由記述・資料】ビジュアルで「論理」を補完できているか?

自由記述は、志望理由書のコピーであってはいけません。

  • 視覚的な訴求: 文字だけで埋め尽くさず、図解、グラフ、写真、自作のプロトタイプ画像などを使い、直感的に「ワクワク」させる内容になっているか?
  • 志望理由書との連動: 志望理由書で論じた解決策の具体的なイメージ(プロダクトや組織図など)を可視化できているか?
  • 「ぱっと見」のインパクト: 多忙な教員が数百枚の書類を見る中で、10秒であなたの「世界観」が伝わるレイアウトになっているか?

5. 【最終形式チェック】提出後の「詰み」を回避する

  • 誤字脱字・不自然な改行: 誤字脱字は、それだけで「誠実さ」や「基礎学力」を疑われる要因になります。
  • 3つのポリシーへの準拠: SFCのアドミッション・ポリシー(問題発見・解決の意欲など)を再読し、自分の言葉がそこに反していないか最終確認したか?
  • ファイル形式とサイズ: 指定の形式になっているか、サイズ(10MB以下など)はオーバーしていないか?

SFCの書類審査を通るということは、教員から「この面白そうな研究について、直接会って詳しく聞きたい」と思わせることに他なりません。

このリストをすべてチェックし終えたとき、あなたの書類は単なる「受験票」ではなく、世界を変えるための「計画書」になっているはずです。自信を持って、その熱量を届けてください!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。