
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
一度不合格を経験すると、「自分には向いていないのではないか」「次も同じ結果になるのでは」と不安になるのは当然です。しかし、SFCのAO入試において、リベンジ受験は決して珍しいことではありません。
実際に、一度落ちた経験を糧に「問い」を深め、2回目、3回目の挑戦で見事合格を勝ち取る学生は毎年多数存在します。
今回は、再挑戦で「合格する人」が実践している、書類とマインドの改善ポイントを解説します。
1. 志望理由書の「書き直し」:内容の維持より「伝わりやすさ」の改善
再挑戦にあたって、単に活動実績を追加するだけでは不十分です。
- 言葉の解像度を上げる: 前回の書類を読み返し、使っている言葉に「曖昧さ」がないか再点検してください。自分では分かっているつもりでも、第三者から見て「具体的にどう動くのか」が伝わらない表現は致命的です。
- 「なぜSFCか」の再定義: 不合格を経験してから今日までの間に、あなたの考えは進化したはずです。「今、これが最善だと思っている」という最新の思考を言語化し、SFCを使い倒したいという気概を込めましょう。
- 活動と研究テーマの接続: 志望理由書に書き切れなかった過去の活動を拾い上げ、それがどのように将来のキャリアや研究テーマと結びついているのか、論理的な一貫性を補強してください。
2. 面接のリベンジ:不合格期間の「思考の深化」をぶつける
二次選考(面接)まで進んで落ちた場合、それは「対話の密度」に改善の余地があるサインです。
- 「ショートコント、面接」の精神: 過度な緊張はパフォーマンスを下げます。「教授と30分間、本気の対話を楽しむ」というスタンスで臨みましょう。
- 想定質問の徹底洗い出し: 前回の面接で答えに窮した質問や、自分の書類から突っ込まれそうなポイントを100個単位で洗い出し、深掘りに対する「持論」を準備してください。
- 不屈の努力を証明する: SFCの求める人物像には「目標に向けて努力を積み重ね、実績がある人」が含まれます。一度落ちても諦めず、その期間にどう研究テーマを深めたかを示すことは、SFCへの適性を示す強力なエビデンスになります。
3. 一般入試へのスライド・併用戦略
AO入試での再挑戦と並行して、一般入試という「もう一つの再挑戦」の道も確保しておきましょう。
- 1科目に集中する強み: SFCの一般入試は「英語・数学・情報のいずれか1科目+小論文」です。複数の科目を抱える他学部志望者に対し、4ヶ月間1科目に特化することで逆転合格のチャンスは十分にあります。
- 小論文は「思考の組み立て」: SFCの小論文は感想文ではなく、図表分析や独自の切り口が問われます。「文章力」よりも「論理構成力」を磨くことが、AO対策とも相乗効果を生みます。
最後に
SFCの教員は、完成された優等生よりも、「失敗から学び、しぶとく問い続ける人」を求めています。前回の不合格は、あなたがより深い「問題発見・解決」のプロセスを歩むための、貴重なデータに過ぎません。
「次こそはSFCの門を叩き、この研究をスタートさせる」という揺るぎない確信を持って、もう一度、ペンを取ってください。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

