
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCのAO入試対策や一般選抜の勉強を進める中で、「計画通りに進まない」「成績が停滞している」と感じたとき、必要なのは根性論ではなく、戦略的な「勉強計画の立て直し」です。SFCが求める「問題発見・解決」の思考法は、この計画の失敗を「データ」として捉え、次の成功へと導くために活用できます。
今回は、SFC合格を掴むために、勉強計画を立て直す際の具体的な戦略と、不合格から逆算する思考法を解説します。
1. 計画が破綻する原因:SFC流に問題を特定する
計画が頓挫する原因は、単に「時間が足りない」からではありません。SFCのAO入試対策は特殊なため、その特性に合わせた問題特定が必要です。
原因①:目標設定のズレと「やる気」の低下
- 対策目標の曖昧さ: 「SFCに合格する」という抽象的な目標だけで勉強を進め、目の前のタスク(例:過去問を解く、単語を覚える)が「何のためか」が明確でないため、モチベーションが維持できません。
- 対策: モチベーションの対象を、「SFCの研究会で成し遂げたい具体的な研究テーマの実現」へと再設定しましょう。
原因②:AO対策と一般対策の「シナジー欠如」
AO対策(自己分析、志望理由の構想)と一般対策(科目学習)を完全に分離してしまい、どちらも中途半端になるパターンです。
- 対策: AO対策で得た「論理的思考力」や「テーマに関する知識」を、一般選抜の小論文対策や現代文・英語の読解に意識的に活かし、学習効率の「相乗効果」を生み出す必要があります。
2. 「勉強計画の立て直し」のための戦略的チェックリスト
計画の立て直しは、以下の3つのステップで「未来」から逆算して行います。
ステップ①:最終目標の再定義と逆算
- 目標時期: AO入試の出願締切日(夏秋AOなら9月上旬)、または一般選抜の試験日から逆算します。
- AO対策の核を確定: 書類作成(志望理由書、自由記述)の最終提出日を確定し、そこから「核となるアイデアの完成」「専門家へのフィードバック」「清書」の各マイルストーンを設けます。
ステップ②:時間の「単位」を再設計する
集中力が続かないという問題を解決するため、学習の進め方を根本的に見直します。
- タスクのブロック化: 「英語を3時間」ではなく、「英語の過去問を1セット(時間制限あり)」「小論文の骨子を30分で作成」といった、「時間」と「タスク」を明確に区切った達成目標を設定し、達成感を積み重ねます。
- ウェルネスの確保: 休憩時間や睡眠時間を削らず、「集中力を回復させるための戦略的投資」としてスケジュールに組み込みます。
ステップ③:客観的な検証体制の導入
計画の破綻を防ぐため、独学に陥らず、専門家の視点を常に取り入れましょう。
- 専門家との進捗共有: AO対策専門塾や学校の先生に、現在の勉強計画や進捗状況を公開し、第三者の客観的なフィードバックを受ける習慣をつけます。これにより、計画の遅延を早期に発見し、修正することが可能になります。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

