
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCのAO入試(総合型選抜)は、正解のない問いに立ち向かう試験です。「自分の実績で足りるのか」「研究テーマはこれでいいのか」と、夜も眠れないほどの不安に襲われることもあるでしょう。
しかし、SFCが求めているのは「不安を知らない完璧な人」ではなく、「不安や葛藤を抱えながらも、それを思考の原動力に変えられる人」です。
今回は、受験期の負の感情をプラスに転換する、SFC流の思考メソッドを伝授します。
1. 不安の正体を解き明かす:それは「志」の裏返し
まず、不安を感じている自分を否定しないでください。
- 「不安」=「本気」の証拠: どうでもいいことに人は不安を感じません。あなたが不安なのは、それだけSFCで成し遂げたい「志」が強く、自分に期待しているからです。
- 思考の転換: 「不安で苦しい」ではなく、「私は今、人生で一番本気で何かに挑戦しているんだ」と現状を定義し直しましょう。その緊張感は、脳が最高のパフォーマンスを出そうとしているサインです。
2. SFC流・思考転換メソッド:3つのステップ
不安に飲み込まれそうになった時、以下のロジカルなステップで思考を切り替えてください。
① 「漠然とした不安」を「具体的な課題」に分解する
不安の多くは、正体がわからない「霧」のようなものです。
- やり方: 紙を一枚用意し、今不安なことをすべて書き出します(例:自由記述のデザインがダサい、活動報告の期間が短い)。
- 転換: 書き出した項目を「今、自分でコントロールできること」と「できないこと」に分けます。コントロールできる具体的なタスク(例:参考書を1冊読む、図解を1つ作る)に落とし込んだ瞬間、不安は「ToDoリスト」に変わります。
② 「実績」のなさではなく「伸び代」に注目する
「自分には華々しい実績がない」という不安は、SFC受験生共通の悩みです。
- 思考の転換: SFCは過去の表彰状を買い取ってくれる場所ではありません。「過去の小さな経験から、いかに深い『問い』を見つけ出したか」というプロセスの深さを見ています。「実績がない=先入観なく新しい挑戦ができるポテンシャルがある」と捉えましょう。
③ 「評価者」の視点から「協働者」の視点へ
「教授にどう評価されるか」と考えると、面接は恐怖になります。
- 思考の転換: 面接官はあなたを裁く裁判官ではなく、あなたの研究をより良くしてくれる「未来のメンター(助言者)」です。「自分の面白いアイデアを、専門家にぶつけてアドバイスをもらいに行く」という「協働」の姿勢を持つと、緊張がワクワク感に変わります。
3. 心身のコンディションを整える「戦略的休息」
思考は身体の状態に左右されます。メンタルが弱っている時は、脳のエネルギーが不足しているサインです。
- 「寝る」ことも立派な対策: 睡眠不足はネガティブな思考を増幅させます。「今日は何も手につかない」と思ったら、罪悪感なく寝てください。脳をリセットすることも、合格に向けた戦略的な一歩です。
- キャンパスを想像する: SFCの広大な芝生、開放的なメディアセンター。自分がそこで仲間と議論している姿を具体的にイメージしましょう。その「未来の記憶」が、今のあなたを支えるエネルギーになります。
最後に
SFCでの学びは、一生「正解のない問い」に挑み続けるプロセスです。
今、あなたが感じている不安をどう乗り越えるかという経験そのものが、SFCが求める「レジリエンス(回復力)」の証明になります。
不安になっても大丈夫。その感情さえも、あなたの「志」を磨く砥石(といし)にしていきましょう!
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

