
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)のAO入試において、最も重要なのが「研究テーマ」です。SFCは「やりたいことがある学生」を求めています。しかし、「何を書けばいいかわからない」と悩む受験生も多いはず。
今回は、SFCらしい研究テーマの作り方と、具体的なカテゴリー別の例を詳しく解説します。
1. SFCが求める「研究テーマ」の3要素
SFCの教授陣は、単なる「興味」ではなく、以下の3つの要素が詰まったテーマを高く評価します。
- 問題発見: 「なぜこの問題が起きているのか?」という独自の鋭い視点。
- 問題解決: 既存の手法にとらわれない、新しい解決のアプローチ。
- 社会実装: 理論だけで終わらず、実際に社会をどう変えたいかという情熱。
2. カテゴリー別:研究テーマの具体例
自分の興味関心がどこにあるか、以下の例をヒントに探ってみてください。
【総合政策学部:政策・社会・ガバナンス】
- 地方創生: 「消滅可能性都市における、SNSを活用した関係人口創出の仕組み作り」
- 教育格差: 「離島におけるオンライン教育の限界と、身体的対話を補完するハイブリッド学習モデル」
- 国際政治: 「フェイクニュース時代における、市民のメディアリテラシー向上を目的としたゲーミフィケーション」
【環境情報学部:テクノロジー・デザイン・生命】
- 先端技術: 「生成AIを用いた、視覚障害者のための『風景の言語化』リアルタイムアシスト」
- バイオ: 「都市部の未利用空間を活用した、微細藻類によるCO2吸収とバイオ燃料生産の効率化」
- デザイン: 「認知症高齢者の徘徊を抑制するのではなく、安全に徘徊を『楽しめる』街のデザイン」
3. 「自分だけのテーマ」に昇華させるコツ
「どこかで聞いたことのあるテーマ」はSFCでは敬遠されます。差別化のポイントは「原体験」です。
- 「自分」を主語にする: 「日本がこうあるべき」ではなく、「私はこの問題で困った。だからこう変えたい」と語る。
- 既存の研究をリサーチする: すでに誰かがやっていることなら、自分はどう「アップデート」するのかを明確にする。
- SFCの研究会(ゼミ)と結びつける: 「SFCの〇〇教授の、××という研究手法を応用したい」と具体的に記述する。
4. ⚠️ 必ず公式情報を確認してください
この記事は、SFCの理念(アドミッション・ポリシー)に基づき、一般的な傾向として作成されています。
「2026 春 AO」などの募集要項では、「中学校卒業以降の諸成果」と「研究テーマ」の繋がりが重視されています。出願にあたっては、必ず大学公式サイトから最新の募集要項を入手し、ご自身の目で直接詳細を確認してください。
最後に
「ここがおかしいな」「もっとこうなればいいのに」という日常の小さな違和感が、SFCでは立派な研究テーマの種になります。その種を、SFCという環境でどう育てたいか。あなたの「志」を言語化してみましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

