
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC大学院は、その最先端の学際的研究環境で知られていますが、進学を検討する上で、学費や経済的なサポート体制は重要な要素です。
今回は、政策・メディア研究科(修士課程)の学費の概要と、研究意欲の高い学生を支援する独自の奨学制度について解説していきます。
1. 政策・メディア研究科(修士課程)の学費概要(参考)
2025年度 修士課程 (2019年度以降の入学者)の学費については以下です。
費用項目 | 政策・メディア研究科 |
学費(在籍基本料) | ¥70,000 |
学費(授業料) | ¥1,520,000 |
その他の費用 | ¥10,600 |
初年度納付金合計 | ¥1,600,600 |
在学生納付金合計 | ¥1,600,500 |
- 博士課程: 後期博士課程の学費は修士課程とは異なりますが、在籍基本料や授業料は同様に徴収されます。
- 学費分納: 授業料などは、春学期・秋学期に分けて納入することができます。
- スライド制の適用: 学費のうち在籍基本料、授業料については、在学中にスライド制が適用され、毎年定められた額を納入することになります。
2. 研究意欲の高い学生を支援する独自の奨学制度
政策・メディア研究科では、研究を志す学生の経済的な負担を軽減し、研究活動に専念できるよう、学部と同様に充実した奨学金制度を提供しています。特に、研究科独自の奨学金は、優秀な学生を強力にバックアップします。
研究科独自の奨学金
- GAOスカラシップ:
- 対象: 修士課程入学予定者の中から非常に優秀な学生。
- 内容: 授業料および在籍基本料相当額(2024年度実績で152万円)を給付する制度です。在学中の成績などの審査により、最長で修士課程修了までの2年間(最短修業年限内)受給可能です。
- 研究のすゝめ奨学金:
- 対象: 修士課程入学予定者の中から、高い研究意欲を有し将来優れた研究業績が期待できる学生。
- 内容: 年額30万円を給付する制度です。
これらの奨学金は、出願資料を基に書類選考が行われます。
その他の奨学制度
- 給付型と貸与型: 奨学金には返済不要の「給付」と、卒業後に返済する「貸与」があります。
- 日本学生支援機構:「特に優れた業績による奨学金返還免除」の内定制度も利用可能です。
最後に
慶應SFC大学院の学費は、皆さんが最先端の研究に挑戦し、「未来を創造する」ための最も価値ある投資です。
経済的な不安は、GAOスカラシップや研究のすゝめ奨学金といった制度を活用することで解消できます。これらの奨学金は、単なる経済的支援ではなく、あなたの研究意欲と能力が大学から認められた証でもあります。
KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFC大学院の入試を突破し、この特別な環境で最高の研究キャリアをスタートできるよう、徹底的なサポートを提供します。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。