慶應SFC vs 国際基督教大学（ICU）：二つのリベラルアーツ、あなたの「創造」か「対話」か

こんにちは！KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFC（総合政策学部・環境情報学部）とICUは、どちらも日本の大学教育において「リベラルアーツ（自由な学問）」と「主体的な学び」を追求するトップランナーです。しかし、その教育理念と、学生に求める「知性」には、「問題創造」と「対話を通じた探究」という明確な違いがあります。

今回は、この二つの大学を徹底比較し、あなたの個性と未来がどちらのフィールドで最大限に活かされるのかを解説していきます。

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1. 教育理念の対比：「融合と創造」か、「教養と対話」か

両大学は学際的ですが、その学びの目的とアプローチが異なります。

比較項目	慶應SFC（総合政策/環境情報）	国際基督教大学（ICU）
教育の核	「問題発見・解決」と「新しい知の創造」	「献身的なサービス」と「対話を通じた真理の探究」
学びのアプローチ	学際融合的・実践的。IT、政策、デザインなどを自由に融合。	教養主義・体系的。人文学、社会科学、自然科学をバランス良く必修。
学習の軸	研究会と卒業プロジェクトが中心。流動的なテーマ追求。	メジャー（専修）制度。献身的な姿勢と、専門分野への深い探究。
求める学生像	既存の枠組みを壊し、未来を構想するイノベーター。	広い教養を基盤に、批判的精神と平和への貢献を目指す人材。

• SFCの学び: ITやデザインといった具体的なツールを駆使し、「未来をどう創るか」という創造的なアウトプットを重視します。学びの主導権は学生にあり、流動的な「問題」を解決する力が鍛えられます。
• ICUの学び: 徹底した教養教育を全員に課し、その上で専門分野に進みます。対話（ダイアローグ）を重視した少人数教育を通じて、異なる意見を尊重しながら、物事の真理を探究する力が鍛えられます。

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2. 入試と評価基準：「ポテンシャル」と「アカデミックな知性」

両校の入試も、その哲学の違いを反映しています。

A. 慶應SFC（総合型選抜/AO入試）

• 評価の核心: 「志」の明確さと「創造性」。AO入試は筆記試験によらず、提出書類と面接によって、あなたの未来を構想するポテンシャルが評価されます。
• 求められる能力: 英語力、データサイエンス能力、そしてそれを活かした独創的なアイデアと実行力。

B. 国際基督教大学（一般選抜・総合型選抜）

• 評価の核心: 「高い教養と、日英バイリンガルの基礎力」。ICUの選考は、リベラルアーツを学ぶための盤石な基礎力を求めます。
• 求められる能力:
  • 英語: 非常に高いレベルの英語力が必須（TOEFL、 IELTSなどのスコア提出）。
  • 総合力: 一般入試では、人文科学、社会科学、自然科学の分野を横断した「総合教養」が課され、幅広い知識と思考力が問われます。
  • 対話力: 総合型選抜では、面接を通じて、対話を通じて自己を表現し、他者を理解する力が重視されます。

3. あなたの「志」はどこで輝くか？

どちらの大学を選ぶかは、あなたが大学で「何をしたいか」にかかっています。

あなたのタイプ	最適なフィールド	理由
未来を創造したい	慶應SFC	IT、デザイン、政策などを自由に融合させ、新しい問題や解決策を創り出したいという実行力と志がある。
世界を理解したい	国際基督教大学（ICU）	広い教養を基盤に、対話と批判的精神を通じて世界と平和に貢献したいという強い倫理観と、高い英語力がある。

最後に

慶應SFCとICUは、どちらも優れたリベラルアーツ教育を提供しますが、SFCは「創造的実践」の場、ICUは「真理の探究と対話」の場と言えます。

KOSSUN教育ラボは、皆さんの個性と「志」を深く掘り下げ、SFCのAO入試を突破するための戦略的なサポートを提供します。あなたの未来を構想する一歩を、心より応援しています！

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KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC（湘南藤沢キャンパス）の総合型選抜（AO入試）に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

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