こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
今回は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のユニークな学びのシステム、「研究会」について詳しく解説していきます!SFCでは、この「研究会」が教育の中心となっています。
SFCの「研究会」とは、一言でいうと、教員と学生が共に学び、研究を行う場です。
他の大学でいう「ゼミ」のようなものですが、SFCの研究会は、単なる勉強会ではありません。教員の先端的な研究活動に学生も参加し、主体的に研究活動に取り組むことで、高度な専門知識や問題解決能力を育成する場となっています。
SFCの研究会の特徴
SFCの研究会には、以下のような特徴があります。
- 早期からの研究参加: SFCでは、入学直後から研究会に所属することができます。早い段階から研究活動に触れることで、学問への興味関心を高め、主体的な学習意欲を育みます。
- 多様な研究テーマ: 100を超える多様な研究会があり、それぞれの教員の専門分野を反映した、幅広い研究テーマが設定されています。人文科学、社会科学、自然科学、情報科学など、自分の興味関心に合った研究会を選ぶことができます。
- 少人数制: 多くの研究会が少人数制で運営されており、教員と学生の距離が近く、密度の濃い指導を受けることができます。活発な議論や意見交換を通して、深い学びを得ることができ、研究者としての基礎を築くことができます。
- 実践的な研究活動: 企業や行政機関との共同研究、海外大学との研究交流、フィールドワーク、インターンシップなど、実践的な研究活動を通して、社会に貢献できる人材を育成します。
- 最先端の研究環境: SFCは、日本でも有数のIT環境を誇り、学生は最新のテクノロジーを活用して研究を進めることができます。
研究会で得られるメリット
SFCの研究会に参加することで、以下のようなメリットを得られます。
- 専門知識・スキル: 各分野の専門家である教員から直接指導を受け、高度な専門知識やスキルを習得することができます。
- 問題解決能力: 実際の問題に取り組み、解決策を探求する過程を通して、問題解決能力を高めることができます。
- 論理的思考力: 研究活動を通して、論理的に思考する力、 evidenceに基づいて議論する力を養うことができます。
- プレゼンテーション能力: 研究成果を論文や発表でまとめ、発表する機会を通して、プレゼンテーション能力を高めることができます。
- コミュニケーション能力: 教員や他の学生と議論したり、共同研究を行うことで、コミュニケーション能力を高めることができます。
- 人脈形成: 同じ興味関心を持つ仲間と出会うことができ、将来に繋がる人脈を築くことができます。
研究会の種類
SFCの研究会は、大きく以下の3つのタイプに分けられます。
- 専門分野型: 特定の学問分野に特化した研究会です。例えば、「経済学研究会」「メディア論研究会」「環境科学研究会」などがあります。
- 課題解決型: 現代社会が抱える課題の解決を目指す研究会です。例えば、「地域活性化研究会」「高齢化社会研究会」「国際協力研究会」などがあります。
- プロジェクト型: 企業や行政機関と連携し、具体的なプロジェクトに取り組む研究会です。例えば、「新製品開発研究会」「都市計画研究会」「教育改革研究会」などがあります。
研究会の選び方
SFCでは、2年次から研究会に所属するのが一般的ですが、1年次から所属することも可能です。研究会は、自分の興味関心、将来の目標、学習スタイルなどに合わせて選びましょう。
- 教員の専門分野: 興味のある分野の教員の研究会を選びましょう。
- 研究テーマ: 研究テーマの内容に興味が持てるか、自分が貢献できると思えるかを確認しましょう。
- 研究会の雰囲気: 研究会見学や先輩の話を聞いて、研究会の雰囲気を把握しましょう。
SFCのAO入試では、研究会に関する質問が出されることがあります。KOSSUN教育ラボでは、SFCの研究会に精通した講師が、研究会の選び方やAO入試対策をサポートします。
SFCを目指す皆さんへ
SFCの研究会は、単なる学びの場ではなく、未来を切り拓く力を手に入れる場です。AO入試を通して、SFCの研究会で学び、成長したいという強い意志をアピールしましょう。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。