こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

8月3日(月)に2026年夏秋AOのオンライン申請が開始され、受験生の皆さんは連日、志望理由書、自由記述のブラッシュアップに全力で取り組んでいることかと思います。

2026年夏秋AOの選考において、オンライン出願システムは以下の期間、メンテナンスのため一時休止(ログイン等不可)となっています。

  • システム休止期間:2026年8月7日(金)16:30 〜 8月18日(火)10:00

「システムが使えないなんて焦る……!」と不安に感じる受験生もいるかもしれません。しかし、この「システムが止まっている期間」こそが、合否を分ける最大のチャンスなのです。

今回は、システム停止期間の戦略的活用法と、SFCが求めるマインドセットについてお伝えします。

1. システム停止期間を「ピンチ」ではなく「最高の熟成期間」と捉える

オンライン出願システムが一時停止すると、「早く入力を終わらせてしまいたい」という焦りから解放される一方で、手元での作業がストップしてしまうような錯覚に陥りがちです。しかし、マイページの入力画面が開かないからといって、あなたの準備が止まるわけではありません。むしろ、画面の向こう側の入力作業から離れ、「提出書類の本質(コンテンツの質)」と「面接対策」に没頭できる唯一無二のボーナス期間と捉えるべきです。

SFCが求めているのは画一的なテンプレートや表面的なテクニックで綺麗に飾り立てられた書類ではありません。変化の激しい現代社会において、既存の枠組みに安住せず、自らの問題意識を「自分自身の問題」として引き受け、未来の解決策を構想できる「問題発見解決型」の姿勢です。

システムが動かない数日間は、画面の入力作業を一度忘れ、あなたの志望理由や研究構想をじっくりと「熟成」させるために使いましょう。

2. 熟成期間に絶対にやるべき「3つのアクション」

このシステム休止期間を最高のかたちで活かすために、以下の3つのアクションを実践してください。

① 志望理由・自由記述の「第三者チェック」と音読

書き上げた文章を、家族や学校の先生、あるいはKOSSUN教育ラボの講師など、信頼できる第三者に読んでもらいましょう。

自分では論理が通っているつもりでも、専門外の人にとっては飛躍している部分が見つかることがあります。

また、作成した文章を声に出して「音読」してみてください。リズムの悪い箇所や、自分の言葉になっていない背伸びした表現が浮き彫りになります。

② 生成AIに頼り切っていないか、原点の見直し

募集要項の「生成AIに関する取り扱いについて」にも明記されている通り、生成AIは問題発見・解決のプロセスを促進させる補助的ツールとして利用することは構いませんが、志望理由、入学後の学習計画、自己アプリ、任意提出資料等について、生成AIによって生成されたものを受験生独自の成果物とはみなされません。

システムが止まっているこの静かな時間に、その文章が「本当に自分の来歴や経験、独自の思考から生まれたものか」を胸に手を当てて問い直してください。

③ 1次突破を見据えた「面接対策(想定問答)」の開始

SFCのAO入試は、1次選考(書類選考)の合格発表のあと、すぐに2次選考がやってきます。1次合格発表から面接まではあっという間です。

「なぜ他の大学ではなくSFCなのか」「その研究は入学後にどう社会実装されるのか」「自由記述の資料の意図は何か」など、面接官から鋭く突っ込まれるポイントを想定し、自分の言葉で論理的に語れるよう、今から頭の中でシミュレーションを始めておきましょう。

3. システム再開後のタイムマネジメント

システムが再開されたら、そこからは一気にスピードを上げて出願完了まで走り抜きます。

  • 志願者評価の進捗確認: オンライン申請には、あなたを客観的に知る立場にある2名の方からの「志願者評価」の入力・確定が不可欠です。評価者の入力が完了していなければ、郵送に必要な「入学志願票」が印刷できません。夏休み期間中で学校の先生方と連絡が取りづらくなることも考慮し、システム再開後すぐに評価者のステータスを確認し、必要であれば丁寧にリマインドを送りましょう。
  • 検定料の決済と書類印刷: 入学検定料の支払いを済ませ、入学志願票(2枚)および宛名ラベルを印刷してください。
  • 郵送は必ず「郵便局窓口」で: 日本国内からの郵送は9月1日(火)〜 9月2日(水)の消印有効ですが、ポスト投函は消印や到着遅延のリスクがあるため厳禁です。必ず郵便局の窓口にて「簡易書留速達」で発送し、追跡番号を厳重に保管してください。

⚠️ 受験生への重要なお願い(最新情報は必ずご自身で!)

本記事で解説した入試日程、オンライン申請の手順、出願書類の要件、および各種システム上のルール等の情報は、慶應義塾大学SFC公式HPより2026年5月15日公開の「2026夏秋AO募集要項」に基づき作成しています。

しかし、不測の事態や大学側の都合により、システムメンテナンスの日程、出願受理状況の確認期間、あるいは2次面接の実施詳細などが随時、変更・追加アナウンスされる可能性が十分にあります。

「記事に書いてあった日程と実際の締切が違っていた」「知らぬ間に提出ルールの追加発表があった」といった致命的なミスを防ぐため、受験生のみなさんは必ず、慶應義塾大学SFCの公式ウェブサイト、および最新のオンライン出願システムにログインし、正規の募集要項・最新のニュースをあなた自身の目で直接熟読・確認してください。

常に自分自身で一次情報を検証する姿勢を大切に、万全の体制で出願に挑みましょう!

最後に——自分を信じて、最高の夏にしよう

出願直前のこの時期、周りの受験生の動きや、自分の実力に対する不安で心が折れそうになることもあるでしょう。しかし、システムが一時停止するというスケジュールは、すべての受験生に平等に与えられた「立ち止まって思考を深めるための時間」です。

焦る必要はありません。あなたがこれまで向き合ってきた課題への情熱と、SFCで未来を切り拓くという意志を、この熟成期間にこそより強固なものにしてください。

あなたの挑戦を応援しています!


KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部「2026 夏秋 AO 募集要項」
慶應義塾大学「KEIO UNIVERSITY GUIDEBOOK 2027 学問のすゝめ」