こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、1990年に設立された比較的新しいキャンパスです。
SFCには、総合政策学部と環境情報学部の2つの学部があり、どちらも従来の学問分野にとらわれない、革新的な教育・研究を行っています。
では、総合政策学部と環境情報学部は、一体どちらが人気なのでしょうか?
この記事では、両学部の特徴や違い、そして入試情報などを詳しく解説することで、SFCのAO入試を目指す受験生が、自分に合った学部を選択するお手伝いをします。
総合型選抜の概要とメリット
まず、SFCのAO入試について理解を深めていきましょう。
総合型選抜は、学力試験の点数だけでなく、受験生の個性や能力、将来の目標などを総合的に評価する入試制度です。
SFCでは、AO入試を積極的に導入しており、多くの学生がAO入試で入学しています。
総合型選抜のメリット
- 学力試験だけでは測れない能力を評価してもらえる
- 自分の個性や強みをアピールできる
- 入学後の学びのイメージを明確にできる
- 大学側との相性を確認できる
- 早い時期に合格が決まることで、余裕を持って入学準備ができる
総合政策学部と環境情報学部の違い
総合政策学部と環境情報学部は、どちらも「問題発見・解決能力」を育成することを目標としていますが、アプローチ方法が異なります。
総合政策学部
- 社会科学を中心とした学問分野
- 社会における様々な問題を、政策の立案・実行を通して解決することを目指す
- 法律、経済、政治、社会学など、幅広い分野を学ぶ
- キーワード:政策、社会、問題解決、リーダーシップ
環境情報学部
- 情報科学、認知科学、生命科学などを融合した学問分野
- 情報技術や環境問題、人間と社会の関係性など、複雑な問題を解決することを目指す
- コンピュータサイエンス、デザイン、メディア論など、幅広い分野を学ぶ
- キーワード:情報、環境、テクノロジー、デザイン、イノベーション
簡単に言うと、総合政策学部は「社会」に、環境情報学部は「情報」に重点を置いている と言えます。
総合政策学部と環境情報学部どちらの学部が人気?
結論から言うと、どちらの学部も人気があり、優劣をつけることは難しい です。
過去の入試データを見ると、志願者数は年によって変動しますが、おおむね 環境情報学部の方が若干多い傾向 にあります。しかし、これはあくまで志願者数であり、合格難易度や人気度を正確に反映しているわけではありません。
重要なのは、どちらの学部の学びが、自分の興味関心や将来の目標に合致しているか です。
学部選びのポイント
SFCの総合政策学部と環境情報学部のどちらを選ぶべきか迷っている方は、以下のポイントを参考にしてください。
- 自分の興味関心: どのような分野に興味がありますか? 社会問題、政治、経済に興味がある方は総合政策学部、情報技術、デザイン、環境問題に興味がある方は環境情報学部が向いているかもしれません。
- 将来の目標: 将来、どのような仕事に就きたいですか? 政治家、公務員、コンサルタントなどを目指す方は総合政策学部、ITエンジニア、デザイナー、研究者などを目指す方は環境情報学部が向いているかもしれません。
- 学び方: どのようなスタイルで学びたいですか? 議論やディスカッションを通して学びたい方は総合政策学部、実践的なプロジェクトを通して学びたい方は環境情報学部が向いているかもしれません。
- カリキュラム: 各学部のカリキュラムを比較し、自分に合った学びを提供しているかを確認しましょう。
- 研究会: SFCでは、学生が主体的に研究活動を行う「研究会」が活発です。興味のある研究会があるかを確認しましょう。
KOSSUN教育ラボのサポート
KOSSUN教育ラボでは、SFCのAO入試対策を徹底的にサポートします。
- 個別指導: 経験豊富な講師が、一人ひとりの状況に合わせて、丁寧に指導します。
- 書類作成指導: 志望理由書や活動報告書の作成を、徹底的にサポートします。
- 面接対策講座: 効果的な面接対策を学べる講座を提供しています。
- 模擬面接: 本番を想定した模擬面接を繰り返し行い、実践力を養います。
- 学部選びの相談: 総合政策学部と環境情報学部のどちらが自分に合っているのか、客観的な視点からアドバイスを行います。
まとめ
SFCの総合政策学部と環境情報学部は、どちらも魅力的な学部です。
どちらの学部を選ぶかは、自分の興味関心や将来の目標、そして学び方などを総合的に考慮して 決定しましょう。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。