こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
大学入試改革が進み、一般選抜に加え、総合型選抜を選択肢として考える受験生も増えているのではないでしょうか?
総合型選抜は、学力試験だけでは測れない、皆さんの個性や潜在能力を評価する入試制度です。
「総合型選抜で大学に進学したいけど、どんな大学があるの?」
「自分の個性や能力を活かせる大学ってどこだろう?」
そんな疑問をお持ちの皆さんも多いと思います。
そこで今回は、総合型選抜の概要とメリットに加え、総合型選抜の先駆けとして知られる慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)出身の研究者を5人ご紹介し、SFCの魅力に迫ります。
この記事を読めば、総合型選抜に対する理解を深め、SFCへの興味関心が高まるはずです。ぜひ最後まで読んで、総合型選抜合格、そしてSFC進学を目指しましょう!
総合型選抜とは?
総合型選抜とは、大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に合致する人材を選抜するための入試制度です。
学力試験の点数だけでなく、皆さんの個性や能力、将来の目標などを総合的に評価します。
具体的には、以下の要素を評価の対象とします。
- 学力:高校の成績や共通テストの点数など
- 意欲・熱意:志望理由書、面接などでアピール
- 個性・能力:課外活動、ボランティア活動、資格・検定など
- 思考力・判断力・表現力:小論文、面接などで評価
総合型選抜は、大学によって選考方法や重視するポイントが異なります。
そのため、志望大学のアドミッション・ポリシーをしっかりと理解し、自分に合った対策を立てることが重要です。
総合型選抜のメリット
総合型選抜には、以下のようなメリットがあります。
1.自分の個性や強みをアピールできる
一般選抜では、主に学力試験の点数で合否が決まります。しかし、総合型選抜では、学力だけでなく、個性や強み、将来の目標などをアピールすることができます。
2.早い時期に合格が決まる
総合型選抜は、一般選抜よりも早い時期に選考が行われるため、合格が決まれば、精神的な余裕を持って残りの高校生活を送ることができます。
3.大学との相性が確認できる
選考過程では、面接や大学見学などを通して、大学について深く知ることができます。
慶應義塾大学SFCとは?
慶應義塾大学SFCは、1990年に開設された、総合政策学部と環境情報学部の2学部からなるキャンパスです。
「問題解決能力を持つ人材の育成」を教育理念に掲げ、従来の学問分野にとらわれない、自由で革新的な学びを提供しています。
SFCでは、入学当初から少人数制のセミナー形式の授業が行われ、学生一人ひとりが主体的に学ぶことができます。
また、プロジェクト学習やインターンシップなど、実践的な学びの機会も豊富に用意されています。
SFCは、総合型選抜の先駆けとして知られており、AO入試を日本で初めて導入した大学でもあります。
学生の個性や多様性を重視するSFCの教育方針は、総合型選抜と非常に相性が良いと言えるでしょう。
SFC出身の研究者5選
SFCで学び、研究者として活躍している方を5人ご紹介します。
彼らの経歴や研究内容を知ることで、SFCの魅力をより深く理解できるはずです。
1.河島 茂生 情報学者
・専門分野:社会情報学、メディア研究、図書館情報学。
・慶應義塾大学総合政策学部卒業
2.佐藤 文香 社会学者
・専門分野:ジェンダー研究
・慶應義塾大学環境情報学部卒業
3.西山 敏樹 都市工学者
・専門分野:ユニバーサルデザイン、公共交通のシステムと車輌(特にバスに精通)、未来都市論、社会調査法等。。
・慶應義塾大学総合政策学部卒業
4.望月 俊男 教育学者
・専門分野:教育工学 教育工学
・慶應義塾大学環境情報学部卒業
5.井出 博生 社会政策学者
・専門分野:医療政策、病院管理
・慶應義塾大学環境情報学部卒業
なぜSFCに優秀な研究者が多いのか?
慶應義塾大学SFCに優秀な研究者が多い理由は、SFCのユニークな教育理念、環境、そして学生の質に起因すると考えられます。
1.学問分野にとらわれない自由な研究環境
SFCは、従来の学問分野の枠にとらわれず、社会の課題解決に繋がる実践的な研究を重視しています。
- 学部・学科の枠を超えた研究: 総合政策学部と環境情報学部の2学部体制で、文系・理系の枠を超えた学際的な研究が盛んです。
- プロジェクトベースの学習: 学生は、実際の社会問題をテーマとしたプロジェクトに初期段階から参加し、問題解決能力を養います。
- 充実した研究設備: 最新のIT技術や設備が充実しており、学生は自由な発想で研究に取り組むことができます。
2.学生の主体性を育む教育
SFCでは、学生の自主性を重んじ、自ら考え、行動する力を育む教育を行っています。
- 少人数制セミナー: 教員と学生の距離が近く、活発な議論を通して批判的思考力を磨くことができます。
- プレゼンテーション重視: 自分の考えを効果的に伝えるコミュニケーション能力を養うことができます。
- 海外研修: グローバルな視点を育む機会が豊富に用意されています。
3.優秀な学生が集まる環境
SFCは、総合型選抜を初期段階から導入し、多様な才能を持った学生が集まっています。
- 高い モチベーション: SFCの教育理念に共感し、高い志を持った学生が多く集まります。
- 多様なバックグラウンド: 様々な経験や能力を持った学生が集まり、互いに刺激し合いながら成長することができます。
4.企業との連携
SFCは、多くの企業と連携し、実践的な研究プロジェクトやインターンシッププログラムを提供しています。
- 実社会との繋がり: 学生は、企業との共同研究やインターンシップを通して、実社会で役立つ知識や経験を積むことができます。
- キャリアパス: 卒業後は、SFCで培った能力を活かして、多様な分野で活躍することができます。
これらの要素が相まって、SFCは優秀な研究者を輩出する土壌となっています。SFCで学ぶ学生たちは、自由な発想と高いモチベーションで研究に取り組み、社会にインパクトを与える成果を生み出しています。
まとめ
今回は、総合型選抜の概要とメリットに加え、SFC出身の研究者を5人ご紹介しました。
SFCは、総合型選抜の先駆けとして知られる、個性と多様性を重視するキャンパスです。
SFC出身の研究者たちは、様々な分野で活躍しており、SFCで培った問題解決能力を活かして、社会に貢献しています。
総合型選抜でSFCを目指したいという方は、ぜひSFCのアドミッション・ポリシーや入試情報を確認し、自分に合った対策を立てましょう。
KOSSUN教育ラボでは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。