こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

慶應SFCは、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まる、国際色豊かなキャンパスです。

その中でも、海外での生活や学習経験を持つ帰国子女の皆さんは、SFCが求める「未来を切り拓く人材」に最も近い存在と言えるでしょう。

しかし、「帰国子女入試」と聞くと、「どんな試験があるんだろう?」「海外での経験をどうアピールすればいいの?」といった疑問や不安を感じるかもしれません。

今回は、慶應SFCが帰国子女に求めるもの、そしてその海外経験を「武器」に変えて合格を掴むための具体的な戦略について解説していきます。

この記事が、あなたのSFC合格への挑戦を力強く後押しする一助となることを心より願っております。


慶應SFCは、その開設当初から「学際的・融合的なアプローチ」を重視し、多様な視点から現代社会の複雑な問題を解決できる人材を育成してきました。

海外での生活や学習経験は、まさにこのSFCの教育理念と深く結びついています。異文化に触れ、異なる教育システムの中で学び、様々な価値観を持つ人々と交流した経験は、SFCが求める「問題発見・解決能力」と「創造性」を養う上で、かけがえのない財産です。

SFCは、帰国子女の皆さんが持つ以下の資質を高く評価しています。

SFCは、帰国子女の皆さんが持つこれらの資質が、キャンパスに新たな風を吹き込み、他の学生にとっても良い刺激となると考えています。

慶應義塾大学では、海外で教育を受けた受験生を対象に、1979年4月から帰国子女を対象とした「帰国生対象入学試験」を実施していますが、

総合政策学部および環境情報学部は、2026/2027 年度帰国生対象入学試験(2026 年 9 月および 2027 年 4 月第 1 学年入学志願者対象)から募集停止となります。

2025 年 7 月に出願受付を開始する 2025/2026 年度帰国生対象入学試験(2025 年 9 月および 2026 年 4 月第 1 学年入学志願者対象)が最後の試験となるので注意しましょう。

※詳しくは慶應大学の公式ホームページをご確認ください。

慶應SFCでは、アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試(AO入試)や一般入学試験など、複数の入試方式で帰国子女の受け入れを行っています。

特に、あなたの海外経験を最大限にアピールできるのが総合型選抜(AO入試)です。

募集要項にも「筆記試験によらず書類選考と面接によって多面的、総合的に評価」するとあるように、あなたの個性や潜在能力を多角的に評価するこの入試方式は、帰国子女の皆さんに最も適していると言えるでしょう。

ここでは、SFCのAO入試における帰国子女ならではの対策ポイントを解説します。

SFCのAO入試では、あなたの「志」が最も重視されます。単に「海外で生活していました」という事実を述べるだけでなく、その経験が、SFCで何を学びたいかという「志」にどう繋がっているかを明確にすることが重要です。

書類選考を突破した後は、面接試験が待っています。面接は、日本語または英語で行う言語を選択できます。ここでは、書類だけでは伝えきれないあなたの「人間性」や「コミュニケーション能力」、そして「SFCで学びたい」という情熱を直接伝えることが求められます。

SFCの帰国子女入試は、その特殊性ゆえに、独力での対策には限界があります。KOSSUN教育ラボは、帰国子女の皆さんが持つ強みを最大限に引き出し、SFC合格を勝ち取るための専門的なサポートを提供しています。

慶應SFCは、皆さんが海外で培ってきた多様な視点や独自の経験を高く評価し、それをSFCでの学びと掛け合わせて、新たな価値を創造してくれることを心から期待しています。

あなたの海外経験は、SFCで輝くための素晴らしい「武器」です。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。