こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

SFCの総合型選抜(旧AO入試)において、合否を左右する最も重要な書類の一つが、出願書類に含まれる「志望理由・入学後の学習計画・自己アピール」です。

その中でも、「入学後の学習計画」は、あなたがSFCの環境で何をどのように学びたいのか、という具体的なビジョンを示すための重要な項目です。しかし、「学習計画」と言われても、どのようなテーマを設定し、どのように書けばSFCの教員に響くのか、悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は、このSFCの「学習計画書」のテーマ設定に焦点を当て、合格を掴むための具体的な3つの思考法を徹底的に解説していきます。

この記事が、あなたのSFC合格への挑戦を力強く後押しする一助となることを心より願っております。


SFCが最も重視するのは、あなたがSFCの教育理念を理解し、その環境で何をしたいのかという「志」を持っているかです。学習計画書のテーマは、この「志」を具体的に示すための設計図となります。

【思考法】 「環境問題」という漠然としたテーマではなく、「AIを活用した森林火災の早期検知システムの開発」のように、複数の学問領域(環境、情報技術)を組み合わせ、具体的な課題解決を目指すテーマを設定しましょう。これにより、あなたがSFCの学際的な環境を最大限に活かしたいと考えていることが伝わります。


SFCの学びの中心は、教員と学生が共に課題に取り組む「研究会」です。そして、その学びの集大成が「卒業プロジェクト」です。学習計画書のテーマは、これらを見据えた、具体的かつ実現可能性のあるものであるべきです。

【思考法】 「○○先生の研究会で△△について学び、その知識を活かして、卒業プロジェクトでは□□という社会課題を解決するための××を開発したい」のように、研究会や教員名を具体的に挙げ、4年間の学びの道筋を示すことで、より説得力が増します。


学習計画書のテーマは、単に入学後のことだけではありません。あなたの「これまでの経験」と「将来のビジョン」を繋げる物語(ストーリー)の核となるものです。

【思考法】 「高校でのロボット制作の経験から、AIとロボットが社会に与える影響に興味を持ち、SFCでは、その知見を活かして高齢者の生活を支援する新しいロボティクス技術を研究したい」のように、過去の経験を起点に、未来のビジョンへと繋がる一貫したストーリーを構築しましょう。

慶應SFCの学習計画書は、単なる勉強の予定表ではありません。それは、あなたがSFCの環境をどう活用し、何を学び、何を成し遂げたいのかという「あなたの未来」を語る設計図です。

この3つの思考法を意識することで、あなたの「志」が具体的かつ説得力のある形で伝わり、合格を掴み取ることができるでしょう。

KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのこのユニークな学習計画書のテーマ設定で悩むことなく、「あなただけの志」を見つけ、それを合格へと導くための徹底的なサポートを提供します。


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。