
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCは、その先進的な教育やユニークなキャンパス環境に魅力を感じる一方で、学費や学生生活にかかる費用について、不安を感じている方もいるかもしれません。しかし、慶應義塾大学には、経済的な理由で勉学を諦めることがないよう、充実した奨学金制度が整っています。
今回は、SFCが提供する独自の奨学金制度と、慶應義塾大学全体で利用できる奨学金について解説し、皆さんのSFC合格後のキャンパスライフを力強くサポートする制度についてご紹介します。
SFC独自の奨学金制度
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)には、総合政策学部・環境情報学部独自の奨学金制度があります。これは、SFCが掲げる「問題発見・解決」の理念を体現し、社会に貢献する志を持つ学生を支援するために設けられています。
これらの奨学金は、特定の研究テーマを持つ学生や、特筆すべき活動実績を持つ学生を対象とすることが多く、SFCが求める人材像に合致する学生を経済的に支援する目的があります。入学後、SFCでの学びをより深く追求するために活用できる、心強い制度です。
慶應義塾大学全体が提供する奨学金
SFCの学生は、SFC独自の奨学金だけでなく、慶應義塾大学全体で募集している数多くの奨学金に応募することができます。これらの奨学金は、大きく分けて以下の2つのタイプに分類されます。
1. 給付型奨学金(返済不要)
経済的な援助を必要とする学生を対象に、返済義務のない奨学金が多数用意されています。慶應義塾大学独自の給付型奨学金は、家計の状況や学業成績、人物像などを総合的に評価して選考されます。
2. 貸与型奨学金(返済必要)
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金など、将来的に返済が必要となるタイプの奨学金です。無利子または低利子で借りることができ、在学中の経済的な負担を軽減する上で重要な役割を果たします。
慶應義塾大学は、これらの奨学金制度を通じて、学生が学業に専念できる環境を整えています。入学後、学事日程や授業に加えて、奨学金に関する情報収集と計画的な申請が、充実した学生生活を送るための鍵となります。
奨学金を活用するためのポイント
- 早期の情報収集: 奨学金の募集は、多くの場合、出願時期や必要書類が事前に定められています。入学前から大学の公式ウェブサイトなどを確認し、どのような奨学金制度があるのかを把握しておきましょう。
- 目的を明確にする: 奨学金には、経済的支援だけでなく、特定の分野での活躍を支援する目的を持つものもあります。自身の学びたいことや将来の目標と合致する奨学金を探すことが重要です。
- 計画的な申請: 必要な書類を揃え、締切日までに確実に提出することが成功の鍵です。不備がないよう、事前に十分な準備期間を確保しましょう。
最後に
SFCは、学生が自らの「志」を追求できるよう、教員やスタッフ、そして奨学金制度という形で、多方面から手厚いサポートを提供しています。
奨学金は、単なる経済的支援にとどまらず、あなたがSFCで挑戦したいこと、社会に貢献したいという強い意志を大学に伝えるための重要な機会でもあります。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。