こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

日本の多くの大学が4月入学を基本とする中、SFCが「9月入学」制度を設けていることをご存知でしょうか?この制度は、特に海外の高校で学んだ方や、多様なバックグラウンドを持つ受験生にとって、非常に重要な選択肢となります。

今回は、募集要項を参考に、SFCの9月入学制度の概要と、それが持つ意味について詳しく解説していきます。


慶應SFCの9月入学は、アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試(AO入試)を通じて行われます 。

2025年度実施の「2025 夏秋 AO」では、「2026年4月第1学年入学者選考」と「2026年9月第1学年入学者選考」の両方が案内されています

つまり、SFCのAO入試では、出願時に4月入学と9月入学のどちらかを希望することができます。これにより、海外の高校の卒業時期など、日本の学事日程とは異なるスケジュールで学んできた学生も、スムーズに大学生活をスタートさせることができます。


SFCが9月入学制度を設けている背景には、その教育理念が深く関わっています。

SFCは、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まる「コミュニティ」を重視しています。海外での経験や、国際的な視野を持った学生を積極的に受け入れることで、キャンパスに新たな「知の化学反応」を生み出すことを目的としています。

9月入学制度は、まさにその多様性を受け入れるための具体的な施策であり、海外の教育システムで学んだ受験生が、その個性や能力を最大限に活かして挑戦できる環境を提供しているのです。

9月入学を目指す場合でも、AO入試の基本的な対策に変わりはありません。

1. 明確な「志」と問題意識 SFCは、「SFCで何を学びたいか」という明確な「志」を持った受験生を求めています。これまでの海外での経験から、どのような問題を発見し、それをSFCでどのように解決したいのかを具体的に示しましょう。

2. 活動実績の可視化 海外でのボランティア活動、コンテストでの受賞歴、語学能力など、あなたの多様な活動実績を説得力のある形で表現することが重要です。

慶應SFCの9月入学制度は、単なる入学時期の選択肢にとどまりません。それは、SFCが多様な個性を歓迎し、世界中の優れた人材に門戸を開いていることの明確なメッセージです。

KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのこのユニークな入試の本質を理解し、AO入試という独自の選考方法を突破できるよう、徹底的なサポートを提供します。

あなたのSFC合格への挑戦を、心よりお待ちしております!


KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。