
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFCは、その教育理念である「問題発見・解決」をグローバルな舞台で実践するため、外国語教育に非常に力を入れています。その中で、フランス語は単なる第二外国語としてではなく、フランス語圏の文化や社会、政策を深く探究するための重要なツールとして位置づけられています。
今回は、SFCが提供するフランス語の学びと、それがどのように皆さんの研究と将来に繋がるのかを解説していきます。
1. SFCのフランス語教育:「インテンシブ」で高度な運用能力を習得
SFCのカリキュラムにおいて、フランス語は「言語コミュニケーション科目」という基盤科目の一部です。その特徴は、徹底した実践と高い目標設定にあります。
- 集中的な「インテンシブ」教育: フランス語は、少人数制で週4コマ集中的に言語を習得していく「インテンシブ」な形式で開講されています。
- 実践的な活用を目指す: この教育により、学生は単に日常会話ができるだけでなく、文献読破や論文執筆、討論や交渉、フィールドワークやプレゼンテーションで活用できる高度な外国語能力を身につけることを目指します。
2. 「研究室」でのフランス語:学際的なテーマ探究のツール
SFCの「研究室」(研究会)は、フランス語を「研究のツール」として活用し、学際的なテーマに取り組む場となります。特定の「フランス語学科」はありませんが、フランス語圏の文化や社会を専門とする教員の研究会では、以下のような探究が可能です。
- 言語を通じた社会・文化研究: フランス語圏の地域社会が抱える問題(移民政策、環境ガバナンス、地域開発など)を、フランス語の文献や現地のフィールドワークを通じて深く研究します。
- コンテンツ科目としての融合: フランス語圏の文学、歴史、思想、メディアといったテーマを深く探究する「コンテンツ科目」が用意されており、これらを履修することで、語学力と専門知識を同時に高めることができます。
- 「海外研修」による現場体験: 夏季・春季休校期間中には、現地教育機関等で開講される「海外研修科目」が用意されており、フランス語圏での生活と学びを体験できます。
3. AO入試戦略:「フランス語の学び」が示すあなたのポテンシャル
SFCのAO入試(総合型選抜)でフランス語への強い関心を示すことは、あなたの「グローバルな志」と「多面的な能力」をアピールする上で非常に有効です。
- 学際性の証明: フランス語を単なる語学としてではなく、「フランス語圏の政策とテクノロジー」のように、SFCの学問分野と融合させて探究したいという意志を示すことで、SFCが求める学際的な視点を持っていることを証明できます。
- 実行力のアピール: フランス語のインテンシブな学習への取り組みや、語学検定(DELF/DALFなど)への挑戦といった具体的な行動を「活動報告」で示すことで、あなたの粘り強さと実行力をアピールできます。
最後に
慶應SFCにおけるフランス語の学びは、「未来を切り拓く窓」です。KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破し、この多言語環境を最大限に活用して、グローバルな「志」を実現できるよう、徹底的なサポートを提供します。
あなたのSFC合格への挑戦を、心よりお待ちしております!
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。