
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)の魅力は、その先進的な大学教育に留まりません。SFCの広大な敷地には、大学と教育理念を共有する慶應義塾湘南藤沢高等部(SFC高等部)が隣接して設置されており、大学と高校が一体となった独自の教育環境を形成しています。
今回は、SFC高等部と大学SFCとの関係性、そして一貫教育の理想郷とも言えるこの環境が、学生にどのようなメリットをもたらすのかを徹底的に解説していきます。
1. 物理的な隣接が生み出す「一体感」
SFC高等部は、SFC大学のキャンパスと敷地を共有しています。
- キャンパス内の配置: 慶應義塾湘南藤沢キャンパスマップを見ると、SFC大学の建物群(A館、ミュー館、デルタ館など)の近くに、中等部・高等部の施設が配置されていることが確認できます。
- リソースの共有: 物理的な一体感があるため、中等部・高等部の生徒は、大学の図書館(メディアセンター)や体育施設など、最先端の大学リソースを身近に利用できる環境にあります。
この環境は、生徒が高校の段階から「大学の学び」を肌で感じられる、他校にはない貴重な体験を提供します。
2. 教育理念の共有:「問題発見・解決」の早期育成
SFC高等部と大学SFCは、「若者は未来からの留学生」というコンセプトのもと、教育理念を共有しています。
- 探究学習の土台: SFCの理念である「問題発見・解決型」「創造性開発型」の教育は、高校の段階から実施されています。これにより、生徒は大学のAO入試や一般入試で求められる「自ら問いを立て、解決策を探求する力」の土台を、早期に築くことができます。
- スムーズな進路移行: SFC高等部の生徒の多くは、大学SFCへと内部推薦で進学します。このルートは、大学入学後も戸惑うことなく、SFCの研究会中心のカリキュラムへとスムーズに移行できることを意味します。
3. SFC大学入学を目指す受験生へのヒント
SFC高等部という存在は、AO入試でSFC大学を目指す外部受験生にとっても、重要なヒントを与えてくれます。
- SFCの求める「学生像」: SFCは、高校生の頃からすでに「知的な探求」を実践している学生を求めています。AO入試に挑戦する皆さんは、SFC高等部の生徒に負けない、深くてユニークな「志」と具体的な探究活動の実績をアピールすることが重要です。
- AO入試と一貫校: 慶應義塾の付属高校から大学SFCに進学する学生が多い中で、外部からAO入試で挑戦するあなたは、「外部の視点」や「ユニークな経験」をSFCにもたらすことが期待されています。あなたの持つ独自の強みを、書類と面接で最大限に表現しましょう。
最後に
慶應義塾湘南藤沢高等部は、SFC大学の「未来を創造する」という教育理念を、中等・高等教育の段階から体現する場所です。大学と一体となったこの環境は、生徒に最高の学びの機会を提供しています。
KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFC大学のAO入試を突破し、この特別なキャンパスの一員となるための戦略的なサポートを提供します。あなたのSFC合格への挑戦を、心よりお待ちしております!
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。