
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)は、その創設当初から情報技術(IT)とメディアの研究を教育の中心に据えてきました。現代社会が直面するフェイクニュース、AIとメディアの融合、コンテンツの多様化といった課題に対し、SFCは情報技術と政策デザインの両面からアプローチする独自の学びを提供しています。
今回は、SFCで「メディア」をテーマにどのようなことが学べるのか、そしてそれがあなたの「志」とどう結びつくのかを解説します。
1. SFCが定義する「メディア」:技術と社会の融合
SFCにおける「メディア」の学びは、単にジャーナリズムやコンテンツ制作に留まらず、それを支える技術(環境情報学部)と、それを取り巻く社会・政策(総合政策学部)を融合させた学際的なものです。
環境情報学部:メディアを「創る技術」
環境情報学部では、メディアを構成する技術、デザイン、ツールに焦点を当てます。
- 情報技術とデザイン: プログラミング、データサイエンス、グラフィック処理、映像・音響編集スタジオなどの最先端の設備を活用し、新しいメディアコンテンツや情報システムの創造に取り組みます。
- 先端的な研究: AIとメディアの融合、ユビキタスコンピューティング、インタラクションデザインなど、未来のメディア環境を形作る技術の研究が盛んです。
総合政策学部:メディアを「動かす政策・社会」
総合政策学部では、メディアが社会に与える影響や、それを規律する政策・倫理に焦点を当てます。
- 情報政策と法: 著作権、プライバシー、情報公開、情報経済学など、情報通信技術を取り巻く法律やガバナンスについて学びます。
- マスコミュニケーションと社会分析: メディアが世論形成や社会構造に与える影響を、政策、社会学、心理学などの視点から分析し、解決策を構想します。
2. SFCの環境が育む「未来のメディア・イノベーター」
SFCは、学生がメディアに関するアイデアをすぐに形にし、社会に発信できる環境が整っています。
発信と実践の機会
- 研究会での実践: 企業や官公庁と連携した研究会を通じて、メディアに関する課題を理論だけでなく実践的なプロジェクトとして追求できます。
- 豊富なリソース: メディアセンターのスタジオやAV機器、情報センターのネットワークシステムなど、学生の「やってみたい」を可能にするインフラが揃っています。
キャリアへの直結
SFCの卒業生は、情報通信業やマスコミ分野で高い就職実績を持ちます。SFCで培った「技術力」と「政策的視点」は、デジタル時代において、メディア業界の変革を担う人材として高く評価されています。
最後に
慶應SFCにおける「メディア」の学びは、テクノロジー、政策、デザインを融合させ、新しい時代のコミュニケーションと情報環境を自ら創造していくことを目指す学問です。
AO入試では、あなたがこのSFCの環境で、「メディアを通じてどのような社会課題を解決したいのか」「どのような新しいコミュニケーションの形を創りたいのか」という強い「志」が問われます。
KOSSUN教育ラボは、皆さんがSFCのAO入試を突破し、この特別なフィールドで未来のメディアを創造できるよう、徹底的なサポートを提供します。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

