
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)のAO入試(総合型選抜)を検討する際、「オープンキャンパスに参加すると有利になるのか」「参加証明書は提出すべきか」という疑問は非常によく聞かれます。
結論からお伝えすると、SFCのAO入試において、オープンキャンパスの「参加証明書」は合否に直接影響を与える書類ではありません。しかし、オープンキャンパスへの参加は、あなたの「志」の深さを高め、書類と面接の説得力を増すための最重要ステップです。
今回は、SFCがオープンキャンパス参加に求める真の価値と、AO入試で差をつけるための戦略について解説します。
1. 参加証明書は「不要」:SFCが評価する真の価値
SFCのAO入試の選考は、提出書類と面接によって、あなたの「志の深さ」「問題発見・解決能力」「創造性」を総合的に評価します。
- 提出書類には含まれない: AO入試の出願時に求められる書類(志望理由書、活動報告、自由記述など)の中に、オープンキャンパスの「参加証明書」は含まれていません。
- SFCが求めるもの: SFCが本当に見ているのは、あなたが「SFCの空気を肌で感じ、その環境で何をしたいか」という具体的なビジョンです。参加の「事実」ではなく、参加を通じて得られた「気づき」や「探究」が重要になります。
2. オープンキャンパスを「AO対策」に変える戦略的活用法
オープンキャンパスは、あなたのAO入試の提出書類と面接の説得力を劇的に高めるための「情報収集と志の深化」の場です。
戦略①:研究テーマを具体化するための情報収集
- 研究室・授業の観察: 興味のある分野の模擬授業や研究室の公開展示(デモ)を積極的に訪問しましょう。あなたが志望理由書で語る「問題」が、SFCのどの研究会や教員の研究と結びついているのかを具体的に特定します。
- リソースの確認: メディアセンター(図書館)や、情報センターの設備など、SFCが持つユニークなリソースをどのように活用したいかを具体的にイメージし、「SFCでなければならない理由」の説得力を高めます。
戦略②:学生の「熱」と「雰囲気」を肌で感じる
- 学生との対話: 在校生(SFC生)と積極的に対話しましょう。彼らがどのようなテーマに熱中しているのか、キャンパスの雰囲気があなたの「志」と合致しているのかを確認します。
- 「志望理由」のリアリティ: オープンキャンパスで得られた具体的なエピソード(例:特定の研究室でのデモ体験、在校生との会話で得た新しい視点など)を、志望理由書に盛り込むことで、「現地でしか得られないリアリティ」を加え、書類の説得力を高めます。
3. まとめ:オープンキャンパスは「合格のための必須ステップ」
慶應SFCのオープンキャンパスは、「参加証明書」を提出するためではなく、あなたの「志」を本物にし、提出書類の質を上げるための必須のステップです。
AO入試は、「運」や「まぐれ」ではなく、戦略的な準備の「必然」の結果です。この機会を最大限に活かし、SFC合格を掴み取りましょう。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


