
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
SFC(湘南藤沢キャンパス)のAO入試(総合型選抜)は、その選抜の特殊性から、「何から手をつければいいのかわからない」という疑問を持つ方が非常に多くいます。AO入試は、従来の知識を問う受験とは異なり、「正解のない問い」に向き合うため、対策は「志」の発見からスタートします。
AO対策のプロの視点から、SFC合格を掴むために「今」すぐ始めるべき、核となる3つのステップを解説します。
1. ステップ①:すべての土台となる「自己分析」と「問い」の確立
SFCのAO入試は、「SFCで何をしたいか」という強固な「志」を最も重視します。この「志」を言語化することが、すべての対策の土台です。
核となる問い
- 過去の棚卸し: 中学校卒業以降、あなたが最も熱中した活動(部活、探究、課外活動など)をすべて書き出しましょう。
- 「問い」の発見: その活動の中で、「なぜ?」という疑問(問題意識)や「困難」に直面した出来事を掘り下げ、「解決したい社会課題」を明確にします。SFCが評価するのは、単なる活動の羅列ではなく、その活動から生まれた「問いの質」です。
今すぐできること
- 過去の経験を記録: ノートやデジタルツールを使い、すべての活動と、その時感じた「なぜ?」という疑問を記録し始めましょう。
2. ステップ②:「SFCでなければならない」というロジックの確立
あなたの「問い」が確立されたら、次にその問いの解決が「SFCでしかできない」という独自のロジック(論理)を確立する必要があります。
- SFCのリソース調査: あなたの問いが、なぜ法学部や経済学部ではなく、SFCの学際的な環境(IT、政策、デザイン、データサイエンス)でなければ解決できないのかを明確にします。
- 研究会との接続: SFCのWebサイトで、あなたのテーマに関連する研究会や教員(メンター)、そして基盤科目(情報技術基礎、データサイエンスなど)が、あなたの研究テーマの解決にどのように役立つのかを具体的に特定します。
今すぐできること
- SFCのWebサイトを「研究」する: 各研究会の情報や、カリキュラムの特徴を調べ、あなたの問いとSFCのリソースを結びつける図(マッピング)を作成し始めましょう。
3. ステップ③:知的生産の質を高める「対策」の開始
AO対策は「独学」では限界があります。核となる書類作成に向けて、専門的なサポートを受け始めましょう。
- 専門家への相談: 自己分析や志の軸が固まったら、AO対策専門塾などを活用し、あなたの問題意識がSFCの求めるテーマとして通用するかを客観的に検証してもらいましょう。
- 「自由記述」のアイデア出し: 創造性が問われる「自由記述」は、短期間で質の高いものを完成させるのが難しいため、早めにアイデア出しとラフスケッチを開始します。文章だけでなく、ビジュアルで表現する練習を始めましょう。
今すぐできること
- 面接対策の視点を導入: 提出書類で書くすべての内容は、二次選考(面接)で「なぜそう考えるのか?」と深掘りされます。今すぐ、作成中の書類に対して批判的な問いを投げかけ、論理的な裏付けを固めましょう。
最後に
KOSSUN教育ラボは、あなたの「SFCで学びたい」という熱い想いを、最も効果的な形でSFCに届けるお手伝いをします。まずは一度、無料相談にお越しください。あなたの個性や強みを活かし、慶應SFCへの合格を掴み取るための具体的なロードマップを一緒に考えていきましょう。
KOSSUN教育ラボは、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の総合型選抜(AO入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。慶應SFCをはじめ、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

